新型コロナウィルスとは
医療法人メディカルフロンティアでは
今年7月に脊椎手術に特化した最新医療施設(東京脊椎クリニック)を開設します。
こちらでは最新の医療トピックスについて解説していきます。
さてとうとうWHOの緊急事態宣言が発動されてしまった新型コロナウイルスですが、知っているようで知らな話題をQ&A形式で書いてみました。今後研究や調査が進むにつれて分かる新事実があるかもしれないので随時加筆修正していきます。
Q.1 もし新型コロナウイルスにかかったらどうなるの?死ぬの?
まず症状ですが一般の風邪症状と似ています。具体的には発熱、せき、息苦しさ、下痢などです。
そして重症化すると肺炎を引き起こします。
さてここでよくある勘違いですが新型コロナウイルスに感染したら必ず発症するわけではではありません。
まずウイルス感染には潜伏期間というのがあります。これは文字通りウイルスが体に入ってきて潜っていて症状が発生するまでの期間です。これがまだ正確にわかっていないのですが他のコロナウイルスの状況などから、最大14日程度と言われています
これは最大であって2~3日で発症末う可能性もあり得ます。少なくとも感染してすぐに症状が出るわけではないのです。
そしてこの新型コロナウイルスだけではなく一般のウイルス感染症でもやっかいなところは潜伏期で症状が出ていないにもかかわらず他人にうつしてしまう危険性があると言です。
さらに無症状のまま経過してしまう方も比較的多くいらっしゃるということでそう言った事実も感染拡大に拍車をかけているのです。
そして発症したら死ぬのかという事が一番重要と思われますが、これは絶対に死ぬか死なないかという事は実はまだわかっていません
これは他のウイルス感染症にも言える事なのですが、例えばインフルエンザにかかって死ぬ方はそれほど多くはないと感じていますよね
でも実際に免疫力の低下している高齢者の方や乳幼児では重症化し、死亡する例もかなりあります。
そしてこの新型コロナウイルスも同じように免疫力の低い老人や持病を見っている方、乳児などが感染するとかなり死亡する危険性は高いです。これは一般のウイルス感染と同じなのですが、一番恐ろしいのが持病がなく高齢でもない方に感染して死ぬことがあるのかという点ですが実際の死亡例はあります。しかしその数はまだ明らかになっておらず実際には致死率は低いとされていますが、まだ確実なデータがそろっていないので何とも言えないのが現状です
Q.2 もし感染したら治療法は?
インフルエンザのようにウイルス自体に直接作用して増殖を抑えるような薬は
新型コロナウイルスには現在のところありません。
基本的には、対症療法(発熱、咳、などの治療薬)か重症化した場合肺炎に対しする治療(点滴などで肺炎の重症化や別の感染症を予防するための抗生剤投与、さらに重症な場合は酸素投与)を行うしかありません。
また最近で研究機関がウイルスの培養に成功しておりワクチンの開発を進めています。
Q.3 もし感染したかも?と思ったら
現時点では中国武漢への渡航歴もしくはその渡航歴のある方に濃厚接触していなければ積極的に新型コロナウイルス感染を疑う要因にはなりません。
しかし、そういった感染機会の可能性がある方は
新型コロナウイルスに係る厚生労働省電話相談窓口(コールセンター)
- 厚生労働省の電話相談窓口 電話番号 03-3595-2285
- 受付時間 9時00分~21時00分
(1月28日のみ18時より受付)
へご連絡の上指示を仰いでください。
しかし今後感染が拡大してしまうと、そういった契機がなくても感染してしまう可能性が高くなります。
なかなか治らない風邪症状や、糖尿病などの持病をお持ちの方、もしくは高齢の方は早めに医療機関を受診することをおすすめします。
Q.4そもそもの原因は
中国武漢市の生鮮卸売場で集団発生し一説にはその地域の人々はコオモリや蛇を食べる習慣がありそのあたりに感染源があるのではないかといわれていますが正確な原因はまだ立証されていません。
Q.5 感染しないためには
当然ですが感染リスクのある場所(不特定多数の方が集まる施設や遊園地等)などへは無理にいかない事です。
マスク、手洗い、うがいは一般的に知られているようにある程度の予防効果はありますが、最も予防効果が高いと思われるのははアルコール消毒ではないかと思います。
なぜなら一般の最近と比較してウイルス(細菌とウイルスは違います)はアルコールに弱いとされています。これは少し専門的な話をするとウイルス本体を包み込んでいる「エンベロープ」という膜を持ったウイルスに対して消毒効果を発揮します。なぜなら新型コロナウイルスはインフルエンザウイルス、ヘルペスウイルス、風疹ウイルス、B型やC型肝炎ウイルス、エイズウイルスのようにエンベロープをもったウイルスだからです。
※2020年2月1日現在の情報です。
首の痛み・腰痛・手足のしびれ・他痛みでお悩みの方
東京脊椎クリニックまでお気軽にご相談ください
📞03-6807-7078
〒114-0013
東京都北区東田端2-11-11