医療法人メディカルフロンティア

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新型コロナウィルスとは2

新型コロナウイルス
その他疾患について 2020.05.16更新

医療法人メディカルフロンティアでは
今年7月に脊椎手術に特化した最新医療施設(東京脊椎クリニック)を開設します。
さて現在猛威をふるっている新型コロナウイルス感染症(COVID-19)についてですが
様々な事が事がわかってきました。当医療法人でも所属医師や関係機関の先生のご意見を
聴取し現在わかっている事実や見解をまとめていこうと思います。
前回同様をQ&A形式で書いてみました。
前回の内容も引き続きご覧ください
新型コロナウイルスとはhttps://mdf.or.jp/2019-ncov/

Q6.味覚障害!新型コロナウイルスに感染したかも!

最近芸能人やスポーツ選手などの著名人が相次いで感染したという報告が上がってきています
特に味覚異常「食べ物の味はしない」「コーラを飲んでも無糖の炭酸水の味しかしない」「苦味を感じない」といった症状が次々にSNSやニュース等でアップされています。
そのメカニズムは明確な理由はわかっていません
人は食べたり飲んだりする際、脳は口からの味覚と喉から鼻へと伝わる匂いを感じる嗅覚が組み合わさっている状態です。
つまり味は鼻の粘膜細胞も重要な役割を果たしています。
可能性として考えられるのはこのウイルスは肺炎を引き起こす頻度が高いことからやはりこの炎症というところにカギがあると思われます。
ウイルスが味覚に悪影響を与える原因として考えられるのは、新型コロナウイルスが鼻の組織の細胞を攻撃し、局所的な炎症を引き起こし、においの検出を妨害すると考えられます。
これだけ炎症反応の強いウイルスですので、鼻の粘膜細胞が強力にやられる可能性が高いのかもしれません。
他にも、ウイルスが嗅覚神経の経路から脳へと侵入し、損傷を与えた場合に味を感じ辛くなる場合もあるという報告もあります。
ただ一つ言えることは新型コロナウイルスに感染すると100%味覚障害が起きるわけではないがその頻度は医学的にもかなり可能性は高く味覚異常を自覚し発熱やだるさが併発している場合は要注意であることは間違いないようです。

Q7.日本で死者数が少ないのはなぜ?

5月15日現在で日本の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)における729人であり、米国では8万7000人、英国3万4000人、イタリア3万1000人と欧米諸国に比べて圧倒的に少ない死者数となっています。
この理由について明確な理由は解明されていませんがいくつかの可能性の高い仮説は出てきています。

・欧米と日本では生活様式が違う

日本では座敷型いわゆる靴を脱いで部屋に入る様式がほとんどですが、欧米では土足型で靴のままで部屋にはいり生活します
これは明らかに室内に持ち込まれるウイルス量が違うと考えられています。

・人と人との接触回数の違い

欧米、特にイタリアではキスやハグはに日常的に挨拶として行われており、必然的に濃厚接触が高くなります。
日本ではこう言った濃厚接触型の挨拶は家族以外の方と行うことはかなり少ないようです。

・ウイルスタイプの違い

この説が最近では一番有力視されています。
具体的には武漢型・イタリア型のパターンがあるのではと推察されています。
特にイタリア型は劇症化しやすい傾向にあり、感染力も強い可能性があります。
イタリアはもとよりアメリカのニューヨークといった東海岸で流行していると考えられており西海岸では比較的死亡者が少ないことからも地理的に考えて合理性があります。
また一度感染した患者様が再感染している例は初めに武漢型に感染し治癒したあとイタリア型に感染した可能性もあるとのことです。日本ではこの武漢型による感染が多いとされ劇症化が少なく死亡例が少ないと推察されていますがまだ明確な解明には至っていません。

・日本の皆保険制度の素晴らしさ

日本は全ての国民が平等な医療を安価で受けられるように国民皆保険制度が整備されています。この事によに日本国民はだれでも気軽に医療機関を受診でき、その敷居は欧米諸国と比べてかなり低くなっています。
このおかげでもし新型コロナウイルスに感染しても早期の入院治療が実現でき感染拡大防止と死亡率の減少に一役買っていることは間違いないと思います。
昨今ではこの国民皆保険制度は近い将来崩壊し、すべて自由診療になるなどと予測している方もいますがとんでもないです。
この国民皆保険制度は世界の誇る素晴らしい制度であり、今回の新型コロナウイルス感染症においてもかなり重要な制度で未来永劫死守していかなければならない制度であると、明らかになりました。

Q8.新型コロナウイルスによる検査方法

PCR検査

これが一番有名で最近では耳にしない日が無いほどよく聞く検査法です。具体的な方法はかなり多くのメディアで紹介されていますため割愛しますが
現在ウイルスが体内に存在しているのか(感染しているのか)を調べることができます。

抗体検査

これはソフトバンクグループ孫正義社長が医療機関向けに無料配布したことでも有名になった検査です。
血液による検査で過去に感染したことがあるのかや、現在の感染の状態(感染初期なのか、感染してかた時間が経過しているのか)、ウイルスに抵抗する能力(抗体)をすでに獲得しているのか(人にうつしにくいのか)を調べることがでます
結果がでるのがPCRと比較して15分程度と早く大変優れた検査であると考えられがちですが、精度はPCR検査より劣るようです。

抗原検査

ウイルスそのものの特徴的な構造の一部を検出するのもので現在の感染がわかります。
こちらのPCR検査同様鼻から検体を採取し検査キットへ入れて判定します。こちらも検査時間は15分~30分と迅速に検査を行う事ができます。
しかし、遺伝子を増幅して検出するPCR検査と比べると、抗原検査の場合にはウイルスが少ないと十分検出できない可能性が指摘されています。

画像診断

CT

胸部レントゲン写真や胸部CTのことで特に胸部CTでは早期の肺炎病変を検出することができます。
(当院においてもレントゲンとCTは完備しています。)
これにより無症状の軽微な新型コロナウイルス感染肺炎を見つけることができます。
ただしCT検査ではこの肺炎が新型コロナウイルスによるものなのか、他の細菌やウイルスが原因となる肺炎かどうかの判別はできません。
しかし初期の肺炎を発見できれば、重症化する前に治療を開始することができ、有用な検査の一つであることは間違いないです。

 

これらの検査を組み合わせて早期に発見できれば重症化させず早期治療へと進めることができます。
迅速な検査整備が急がれます。
※2020年2月1日現在の情報です。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する当院の取り組み

東京都内では5月16日現在でも新規感染者数は減少傾向にあるものの依然として緊急事態宣言は発動されており感染のリスクを考慮して行動しなければなりません。
当院では7月1日の開院に向けて多くのスタッフや業者の方々が日々準備を進めています。
その中で以下の感染防止策を取り感染拡大を予防する取り組みを行っています。

スタッフのテレワーク推奨

事務系、ITスタッフは基本的にテレワークを行い出勤を必要最小減に留めています。

来院人数の制限およびスケジューリング

現在多くのスタッフや業者が開院準備のために出入りします。そのため一定の時間に来院する人数を制限しスケジューリングすることにより一定の時間に過密になることを避けています。

スタッフの健康チェック

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する当院の取り組み
毎日検温を行い、健康状態をチェックしています。当医療法人は健康診断クリニックも運営しており全スタッフに精密な健康チェックを行っています。

来院者全員のマスクの着用

当院に来院されすスタッフおよび業者の方々においてもマスク着用を徹底しております。また業務中もマスク着用を義務つけております。

出勤後勤務中の頻回な手洗い遂行

医療機関として手術前に行う手洗いに準じた徹底した手洗いを遂行しております。
また当院の水道は全て手術室用手洗いと同様非接触型センサータイプの水栓であり(トイレも)蛇口に触れることなく手洗いを実行することができます。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)

 

医療法人メディカルフロンティアからのお願い

新型コロナウイルス感染症について

新型コロナウイルス感染症にて不安な日々を過ごされている方も多いと存じます。
2020年5月16日現在、東京都内では感染拡大を続け1日あたりの感染者数は減少傾向にあるものの依然として新規感染者は発生しています。
我々、医療法人メディカルフロンティアも公衆衛生にかかわる組織として、感染拡大防止につながる啓蒙活動を行っていきたいと考えています。
我々ができることはやはり不要不急の外出を控え、集団で集まらない事他なりません。

新型コロナウイルス STAYHOME
確かにこのウイルスは若い健康な方では軽症もしくは無症状の方が多いとされています。
しかし必ず若い方や健康な方が軽症で経過し改善するとは全く証明されていません。
場合によっては何の基礎疾患もなく健康な方でも重症化し死亡するケースも海外で散見されています。
自分は大丈夫だと絶対思わない事です。危険と隣り合わせだとい事を絶えず認識しましょう。
このウイルスに打ち勝つためにはやはり時間が必要です。
世界の優秀な研究者や研究機関が急ピッチで治療法を模索しています。ワクチン開発には時間がかかるでしょうか、ある一定の効果がある治療薬(アビガン等)が認可されれば一縷の光になります。何度もいいますがそれまでは感染しないこと(感染者を増やさない事)です。一番恐れているのは海外の事例からもわかるように、患者急増により治療の資源よりも需要が上回ってしまいをオーバーフローしてしまう医療崩壊です。こうなってくると救える命を救えなくなってしまいます。そして一番我々が危惧しているのはこの新型コロナウイルスの感染症に医療資源が集中し、新型コロナウイルス感染症以外の重篤な疾患の治療ができなくなる可能性もあります。実際に感染拡大に陥った医療機関は手術をとりやめ救急もストップといった医療機関も出始めています。これでは交通事故や緊急に治療が必要な疾患(心筋梗塞や脳梗塞等)にたいする治療ができなくなり、日本の救急医療体制が崩壊しかねません。

そのため絶対に医療崩壊をおこさせてはなりません。繰り返しになりますが、重症化されない治療法が確立されるまで時間が必要です。それまで感染しない事が何より重要です!逃げるが勝ちです
重ねてお願いしますが、不要不急の外出は避けできるだけ自宅で過ごしましょう!

STAYHOME!

 

東京脊椎クリニック2020年7月開院

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