医療法人メディカルフロンティア

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しびれとは

しびれ 腰痛 東京脊椎クリニック
頚椎・腰椎疾患について 2020.04.05更新

医療法人メディカルフロンティアでは
今年7月に脊椎手術に特化した最新医療施設(東京脊椎クリニック)を開設します。
その施設の責任者である梅林猛医師監修の下、脊椎疾患や手術術式についても寄稿していきます。
さて今回は「しびれ」という症状からフォーカスをあてて解説していこうと思います。

しびれとは

しびれ 腰痛 東京脊椎クリニックしびれ 腰痛 東京脊椎クリニック

しびれ「痺れ」「シビレ」「麻痺」などいろいろな言い方があり症状としても「びりびり」する、「じんじん」する、感覚がない、熱さ冷たさを感じない痛い、力がはいらない、など様々な状態を想像する方が多く「しびれ」という言葉には実際には多くの意味が含まれています。
医学的には主に以下のように分類されます。

・感覚低下
痛み(痛覚)、冷たい感覚(温覚)、触った感覚(触覚)が鈍くなったり、全く感じなくなったりする。

・運動麻痺
自分の意思で手足が動かしにくかったり、手足に力が入らない。
(筋肉の力が弱くなったり、全く力が入らなくなったりすること)

・感覚異常
感覚が鈍くなったり、感じなくなったりするのではなく、安静にしていても、
例えば手や足にジリジリとかチクチクとか突然痛くなったりと普通ではない感覚が出現することで、安静にしている時だけでなく、動いた時に起ることもあれば、皮膚を触ったり叩かれたりした時に出現することもあります。

しびれの原因

主に以下の障害や疾患が原因と言われています

  • 脳の異常
  • 脊髄・脊椎の異常
  • 末梢神経疾患
  • その他(代謝、栄養不足等)

具体的には

脳の異常

脳梗塞、脳出血、脳腫瘍
多発性硬化症
脳炎
三叉神経痛

脊椎の異常

やはりなんといっても手足のしびれがある場合は脊椎疾患が最も多いです。
しびれ 腰痛 東京脊椎クリニック
脊椎疾患は進行するとかなりの確率でしびれをともなう事が多く緊急の治療を必要とする場合が少なくありません。
詳しくは当院ホームページで個別の脊椎疾患を解説しています。
https://mdf.or.jp/tokyo-spine-clinic/case/

脊髄の異常

脊髄梗塞、脊髄動静脈奇形、脊髄動静脈瘻
多発性硬化症
脊髄炎
亜急性連合性脊髄変性症
HTLV-1関連脊髄症

末梢神経疾患

手根管症候群、肘部管症候群
撓骨神経麻痺、腓骨神経麻痺、足根管症候群
帯状疱疹
血管炎

その他

膠原病関連疾患、サルコイドーシス
糖尿病性神経症
尿毒症
ビタミン欠乏、アルコール多飲
ギラン・バレー症候群
慢性炎症性脱髄性多発神経炎
Charcot-Marie-Tooth病
家族性アミロイドポリニューロパチー
アミロイドーシス
腫瘍
傍腫瘍性
感染症 (AIDSなど)
中毒性 (重金属、農薬、有機溶剤など)
薬剤性 (抗腫瘍薬など)
電解質異常
過換気症候群
下肢静止座不能症候群

しびれをともなう疾患はこんなにあります。
ではもし、しびれが現れた場合どうしたらいいかを解説します。

しびれが発生したら

しびれの性質を確認します

  • いつ起こったのか
  • どのくらい続ているのか
  • しびれの場所(口元、手先・足先、足・腕全体、片側・両側、部分的、広範囲)
  • しびれのタイミング(いつも、一時的、首や腰、腕を上げたときなど)
  • 痛みをともなうか(神経の支配領域に沿って刺すような痛み、びりっとする電撃痛、切り裂かれるような鋭い痛み,あるいは灼熱痛(カウザルギア))

この症状を詳しく説明するだけでもかなりの情報が得られしびれの原因を推定すること
ができます。

しびれが発生したら何科を受診?

ここが一番気になるポイントかと思います。
まず基礎疾患(糖尿病や代謝性疾患等)がある方はかかりつけ医の相談してください。
内科的疾患が原因となっている場合はその疾患が進行している可能性もありますので必ずかかりつけ医に相談し早期に治療を開始する必要があります。
そして基礎疾患がないにも関わらず突然発生したしびれや持続するしびれに関してですが緊急性を要するものを見落とさないことが第一優先となります。
例えば片方の手足がしびれる・視野が半分欠けている・ろれつが回らない・反応が遅くなった・手に力が入らない、片方の手足のしびれが突然起こった場合、頭痛を併発しているしびれなどは脳神経系の疾患(脳梗塞や脳出血等)の可能性があり緊急の治療を行わないと生命に関わる可能性がありますので必ずMRIやCTのある医療機関を受診してください。場合によっては救急車を要請する必要があります。
同様にして首や腰の痛みに付随するしびれもしくは、手足のしびれのみでは当院が主に取り扱っています脊椎疾患の可能性があり放置すると症状が改善しない状況まで進行してしまうこともあります。早期にMRIの撮影できる脳神経外科や整形外科を受診してください。

最後に

しびれは基本的には神経が何らかのダメージを受けて発生する場合がほとんどです
確かに大部分のしびれは一過性のもので体操やストレッチ、マッサージ等で改善するものが多いですが、その中にマッサージや温熱療法などの民間治療では改善しない疾患が含まれている場合があります。
そのため軽いしびれだからと放置したり民間のマッサージで済ませようとせず、まずはCTやMRIの完備した医療機関を受診することをお勧めします。そこで手術等の治療が必要な疾患を発見できれば早期治療につながりますし、もし問題なければ民間療法を安心して受けることができます。

東京脊椎クリニック しびれ 腰痛

医療法人メディカルフロンティアからのお願い

新型コロナウイルス感染症について

新型コロナウイルス感染症にて不安な日々を過ごされている方も多いと存じます。
2020年4月5日現在、東京都内では感染拡大を続け1日あたりの感染者数がかなり増えています。全国的にも新型コロナウイルス感染症の患者様が急増しています。
我々、医療法人メディカルフロンティアも公衆衛生にかかわる組織として、感染拡大防止につながる啓蒙活動を行っていきたいと考えています。
我々ができることはやはり不要不急の外出を控え、集団で集まらない事他なりません。

新型コロナウイルス STAYHOME
確かにこのウイルスは若い健康な方では軽症もしくは無症状の方が多いとされています。
しかし必ず若い方や健康な方が軽症で経過し改善するとは全く証明されていません。
場合によっては何の基礎疾患もなく健康な方でも重症化し死亡するケースも海外で散見されています。
自分は大丈夫だと絶対思わない事です。危険と隣り合わせだとい事を絶えず認識しましょう。
このウイルスに打ち勝つためにはやはり時間が必要です。
世界の優秀な研究者や研究機関が急ピッチで治療法を模索しています。ワクチン開発には時間がかかるでしょうか、ある一定の効果がある治療薬(アビガン等)が認可されれば一縷の光になります。何度もいいますがそれまでは感染しないこと(感染者を増やさない事)です。一番恐れているのは海外の事例からもわかるように、患者急増により治療の資源よりも需要が上回ってしまいをオーバーフローしてしまう医療崩壊です。こうなってくると救える命を救えなくなってしまいます。そして一番我々が危惧しているのはこの新型コロナウイルスの感染症に医療資源が集中し、新型コロナウイルス感染症以外の重篤な疾患の治療ができなくなる可能性もあります。実際に感染拡大に陥った医療機関は手術をとりやめ救急もストップといった医療機関も出始めています。これでは交通事故や緊急に治療が必要な疾患(心筋梗塞や脳梗塞等)にたいする治療ができなくなり、日本の救急医療体制が崩壊しかねません。

そのため絶対に医療崩壊をおこさせてはなりません。繰り返しになりますが、重症化されない治療法が確立されるまで時間が必要です。それまで感染しない事が何より重要です!逃げるが勝ちです
重ねてお願いしますが、不要不急の外出は避けできるだけ自宅で過ごしましょう!

STAYHOME!

 

東京脊椎クリニック2020年7月開院

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