医療法人メディカルフロンティア

医療法人メディカルフロンティア

神奈川県横浜市瀬谷区卸本町9279-26
  1. HOME
  2. 医療ブログ
  3. 首が痛い・腰が痛い・手足がしびれる、尿や便が出にくい(膀胱直腸障害)などの症状受診の基準

首が痛い・腰が痛い・手足がしびれる、尿や便が出にくい(膀胱直腸障害)などの症状受診の基準

しびれ
頚椎・腰椎疾患について 2020.06.14更新

梅林猛
医療法人メディカルフロンティアでは脊椎手術に特化した東京脊椎クリニックを運営しています。施設責任者である梅林猛医師監修の下、脊椎疾患や手術術式についても寄稿していきます。
梅林 猛
東京脊椎クリニック院長
日本脳神経外科学会専門医
日本脊髄学会指導医

東京脊椎クリニックオープン前ですが、多くの患者様にお問合せ頂き受診したい旨のご相談を頂きありがたい限りでございます。オープン準備は順調であり7月1日オープンに向けてスタッフ一同全力を尽くし患者様をお迎えしたい所存でございます。その中で、様々な症状をご相談される方が多くいらっしゃいますができるだけ早く受診したほうがよいというような危険な症状がある方もいらっしゃいます。
そういった方にはオープン前ですが、対応可能な医療機関もしくは梅林が外来行っている医療機関(2020年6月現在)をご紹介しています。ではそういったすぐ受診しなければならない危険な症状や兆候について解説していこうと思います。

尿や便が出にくい(膀胱直腸障害)

表題と順番が前後しますがこの症状が最も危険で早急に受診、治療しなければならない事が多いため、まず初めに解説します。
尿がいつもと比較して出にくい残尿感がある逆に頻尿になった頻繁に尿失禁する便が出にくい肛門に力が入らない便が無意識に漏れるといった症状を総称して膀胱直腸障害といいます。
こういった症状が出た場合まずほとんどの方は内科や泌尿器科を受診されると思います。
確かに膀胱直腸障害は内科的疾患(大腸や直腸の疾患等)や泌尿器科的疾患(膀胱や前立腺等)が原因となることは少なくありません。
しかし、膀胱直腸障害以前にしびれや激しい首・腰痛の症状がある、しびれがるといった症状が出現していた場合脊椎の異常考えられ早急の処置をしなければ症状が永遠に改善しない状態(不可逆性)に陥る場合やさらに悪化することが考えられます。

ではなぜこういったことが起こるのか解説していきます。

膀胱直腸障害の原因

排尿や排便は、脳からの指示を脊椎の神経(脊髄に伝わることによって機能しています。
脳や脊椎に事故によって多大な後遺症が残ってしまったり、脳疾患、重度の脊椎疾患などが原因となって、脊椎が損傷し、脳からの指令が脊髄を通ってうまく伝わらなくなってしまい、排尿や排便が思うように機能しなくなってしまいます。

膀胱直腸障害を起こす疾患

意外に思われるかもしれませんが腰回りの脊椎疾患が原因以外に首(頚椎)の疾患でも膀胱直腸障害がおこる場合があります。(それぞれの疾患については別ページで詳しく解説しています)

脊柱管狭窄症
椎間板ヘルニア
頚椎症
頚椎後縦靭帯骨化症
腰椎すべり症
椎体圧迫骨折

膀胱直腸障害の診断・検査

内科的疾患や泌尿器科的疾患の診断は割愛させていただくとして、先行する脊椎疾患の既往があるもしくは脊椎疾患の症状がある場合は早急にMRI検査を行い神経(脊髄)の状態をチェックする必要があります。

膀胱直腸障害の治療

各原因疾患の治療に準じます(各疾患の項目参照)が脊髄を圧迫を解除する方法が第一選択となり、多くの場合は緊急手術を要する場合が多いです。
状態によっては椎体を固定する必要があります。

手足がしびれる

しびれ

詳しくは前回のしびれのコラムを参照してください。
ここでは早急に受診しなければならない危険なしびれについて解説します。
しびれのパターンとしては
ピリピリする⇒ジンジンする⇒感覚がない
といったパターンで進行することが多いようです。
ピリピリ、ジンジンは神経への圧迫が進行している状態で危険なサインの一つです
感覚がなくなってしまうと、神経が損傷している可能性が高く、そうなる前の処置を行う必要があります。つまりしびれは神経障害をおこす前段階のサインでもあります
さらに手足が動かしにくいといった運動障害もしびれの症状として訴えられる患者様もいらっしゃいます。

巧緻運動障害(こうちうんどうしょうがい)

ボタンがうまくかけられない・小銭が財布からうまく取り出せない・ひもがうまく結べないといった
細かな作業ができなくなることがあります。これを巧緻運動障害(こうちうんどうしょうがい)といいます。
巧緻運動障害があるかどうかを簡単に判別するには「10秒テスト 」というのがあります
グー、パーをできるだけ早く繰り返し、10秒間で何回できるか調べるテストです。簡単なテストですが、きわめて鋭敏なテストです。
30回以上できたら全く問題有りません。これが20回以下だったら、巧緻運動障害の可能性があるかもしれません。
この巧緻運動障害はおもに頚椎(首の脊椎)の疾患が進行した場合に見られる症状でこのような症状がみられた場合できるだけ早く受診することをお勧めします。

首が痛い・腰が痛い

首が痛い

首の痛みや腰痛は前回のコラムでも解説しましたように日本人のもっとも多い症状でもあります
基本的に痛み単体で緊急に悪化し問題となることは多くはありません。
しかし上記のような症状(膀胱直腸障害、手足のしびれ等)を併発している場合受診しMRI検査等
できるだけ早期に受診される事をおすすめします。

 

医療法人メディカルフロンティアからのお願い

新型コロナウイルス感染症について

新型コロナウイルス感染症にて不安な日々を過ごされている方も多いと存じます。
2020年6月14日現在、緊急事態宣言は解除され、東京都内では感染拡大を続け1日あたりの感染者数は一時減少傾向にあったものの再度上昇傾向になっており40人以上の新規感染者は発生しています。
我々、医療法人メディカルフロンティアも公衆衛生にかかわる組織として、感染拡大防止につながる啓蒙活動を行っていきたいと考えています。これからは自分の身は自分でまもらなくてはなりません。我々ができることはやはり不要不急の外出を控え、集団で集まらない事他なりません。

新型コロナウイルス STAYHOME
確かにこのウイルスは若い健康な方では軽症もしくは無症状の方が多いとされています。
しかし必ず若い方や健康な方が軽症で経過し改善するとは全く証明されていません。
場合によっては何の基礎疾患もなく健康な方でも重症化し死亡するケースも海外で散見されています。
自分は大丈夫だと絶対思わない事です。危険と隣り合わせだとい事を絶えず認識しましょう。
このウイルスに打ち勝つためにはやはり時間が必要です。
世界の優秀な研究者や研究機関が急ピッチで治療法を模索しています。ワクチン開発には時間がかかるでしょうか、ある一定の効果がある治療薬(アビガン等)が認可されれば一縷の光になります。何度もいいますがそれまでは感染しないこと(感染者を増やさない事)です。一番恐れているのは海外の事例からもわかるように、患者急増により治療の資源よりも需要が上回ってしまいをオーバーフローしてしまう医療崩壊です。こうなってくると救える命を救えなくなってしまいます。そして一番我々が危惧しているのはこの新型コロナウイルスの感染症に医療資源が集中し、新型コロナウイルス感染症以外の重篤な疾患の治療ができなくなる可能性もあります。実際に感染拡大に陥った医療機関は手術をとりやめ救急もストップといった医療機関も出始めています。これでは交通事故や緊急に治療が必要な疾患(心筋梗塞や脳梗塞等)にたいする治療ができなくなり、日本の救急医療体制が崩壊しかねません。

そのため絶対に医療崩壊をおこさせてはなりません。繰り返しになりますが、重症化されない治療法が確立されるまで時間が必要です。それまで感染しない事が何より重要です!逃げるが勝ちです
重ねてお願いしますが、自分の身は自分で守るしかありません。不要不急の外出は避けできるだけ自宅で過ごしましょう!

STAYHOME!

首の痛み・腰痛・手足のしびれ・他痛みでお悩みの方
東京脊椎クリニックまでお気軽にご相談ください
📞03-6807-7078
〒114-0013
東京都北区東田端2-11-11

首の痛み・腰痛・手足のしびれには東京脊椎クリニック

医療ブログトップへ