医療法人メディカルフロンティア

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ペインクリニックとは(概要、痛みとは、適応疾患、治療法等)

ペインクリニックとは 注射
診療について 2019.10.12更新

医療法人メディカルフロンティアでは
2020年夏に脊椎手術に特化した最新医療施設(東京脊椎クリニック)を開設します。
同クリニックではペインクリニック専門医による痛み治療の専門外来も行っていきます。当院は主に根本的な手術治療ができる、手術室と入院施設を備え、さらに手術治療の適応にならなかった患者様や、他院の手術にても、痛みが改善されなかった患者様等にペインクリニックにて対応することにより、多くの患者様のお悩みを解決できる体制を整えるべく準備しております。

ではペインクリニックについて詳しく解説していきます。

ペインクリニックとは(概要)

ペイン=痛み という事ですがペインクリニックとはその痛みを緩和させることを目的とした診療科です
例えば当院のように、首や腰の痛みで受診され根本的な原因が明確になれば手術などでその痛みの原因となっている疾患を治療することができます。
実際、来院される患者様の一番多い理由はこの痛みです。しかし何らかの理由でその痛みに対する根本治療(手術等)ができない場合、手術したが痛みが残る場合、そもそも痛みの原因となっている疾患に対する手術などの根本治療が無い場合などがこのペインクリニック治療の対象となります。
主に薬物療法神経ブロック療法などになります

痛みとは

痛みは、身体に生じた異常事態を知らせるシグナルとして大切な役割を持っています。
例えば頭の血管が破裂して起こるクモ膜下出血や心臓の血管が詰まる心筋梗塞などは激しい痛みを伴います。
そういった緊急性を要する疾患いがいでも様々な身体の状態において痛みを伴います。また原因特に見当たらないにも関わらず痛みを伴う場合も少なくありません。実際、病院を受診する一番の理由は「痛み」です。そして前述のように多くの痛みは原因となる病態の改善とともに軽減消失します
しかし、警告の役割を終えた痛みがいろいろな理由で長く存在すると、より強い痛みや新しい種類の痛みが加わり、病気の部位の器質的異常や機能低下だけの問題だけでなく身体的・精神的・社会的要因が複雑に関与し始め、私たちの生活の質(Quality of life:QOL)を低下させることになります。
これが慢性痛と言われる状態です
このような状態に陥った時はもちろんのこと、陥りそうな時には、身体的・精神的苦痛を適切に和らげ消失させることが重要になります。

適応疾患

  • 肩こり、首こり
  • 腰痛
  • 首肩腕の痛み(頚椎症・頚腕症候群)
  • 肩関節周囲炎・四十肩・五十肩
  • 膝痛・変形性膝関節症
  • 帯状疱疹
  • 顔面神経麻痺
  • 肋間神経痛
  • 三叉神経痛
  • 頭痛・偏頭痛・群発性頭痛
  • 多汗症
  • 顔の痙攣
  • 手術後の痛み等

治療法

薬物療法

痛みを和らげる薬(消炎鎮痛剤)や末梢血管を広げて神経の血流を増やして症状を和らげる薬(リマプロスト)
中枢神経に作用して過剰に興奮している神経を鎮める薬(プレガバリン、オピオイドなど)等を用いると症状が改善する場合があります。

神経ブロック

神経ブロックとは

痛みや神経機能の亢進や低下といった異常が起こっている患部に直接針を挿入し、薬剤を注入する治療法です

星状神経節ブロック

首にある交感神経の集まった部位に局所麻酔薬を注入します。
交感神経の緊張を抑えることにより痛みの悪循を断ち切るとともに局所の血行がよくなり抗炎症効果により痛みが軽減します

硬膜外ブロック

背部痛・腰痛だけでなく、足も腰も両方痛むという人には有効な方法です。
この注射はペインクリニック外来で行います。
背中から注射する胸部硬膜外ブロックと、腰の方から入れる腰部硬膜外ブロックがあります。
どちらも長い針を神経の通っている骨の穴(脊柱管)まで入れて局所麻酔やステロイド薬を注入する方法です。
この注射をした後は、下肢に力が入らなくなるので30分くらいは休んでから帰ってもらいます。

腕神経叢ブロック

鎖骨の少し上に細い針で局所麻酔し、首・肩・腕につながる神経の束が集まっている部位の周囲に麻酔薬を注入する治療です。
神経には直接あてないので痛みも少なくX線画像をみながら行います。

トリガーポイント注射

最も痛みが集中している部分をトリガーポイントと言いますこの部分に局所麻酔薬とステロイド薬を混和した薬液をトリガーポイント内へ注入するすることにより痛みの悪循環を遮断して血流を改善し、筋肉の緊張を和らげる治療法です。

神経根ブロック(ルートブロック)

頚椎や腰椎の疾患で症状がしつこく残る場合は神経根ブロックを行います。
X線透視下にて痛みを発生している神経根に直接麻酔薬を注入します。頸椎や腰椎の椎間板や肥厚した靭帯により神経根が圧迫されて起こる痛みは神経の炎症を抑えれば症状が治まる場合が多く、また腰椎に比べてかかる荷重が少ないので神経ブロック療法を3カ月程度続けることで患者さまは治癒することが多くなっています。ただ脊髄が主に圧迫されている場合神経ブロック療法の効果が少く手術による治療が必要になることが多くなります。

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