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後方椎体間固定術(TLIF/PLIF)とは(術式、適応疾患、手術の流れ、予後等)

経皮的内視鏡下腰椎椎間板摘出術(PELD/PED)
頚椎・腰椎疾患について 2019.10.20更新

梅林猛
医療法人メディカルフロンティアでは脊椎手術に特化した東京脊椎クリニックを運営しています。施設責任者である梅林猛医師監修の下、脊椎疾患や手術術式についても寄稿していきます。
梅林 猛
東京脊椎クリニック院長
日本脳神経外科学会専門医
日本脊髄学会指導医

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さて今回は第15回目「後方椎体間固定術(TLIF/PLIF)」についてです。

主に腰椎や胸椎の脊椎疾患に適応となる手術で神経の圧迫を解除した後で脊柱の安定性を保つため一部の椎間板を切除しケージと呼ばれる充填物を挿入し、スクリューやロットで椎体を固定する手術です。その適応はかなり広く治療効果の高い手術の一つです。

後方椎体間固定術(TLIF/PLIF)

手術時間 1時間~(1椎間)
入院期間 10日~12日
社会復帰 3~4週
通院期間 24か月程度
麻酔方法 全身麻酔
手術体位 うつぶせ(伏臥位)

適応疾患

腰椎変性すべり症/分離すべり症、腰部脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニア、圧迫骨折など

術式

後方椎体固定術(PLIF)

椎間板を摘出し、そのあと固定術を行う方法です
腰~背中の部分に皮膚切開を行います(固定する椎間の数によって切開の長さは異なります)皮下組織や筋肉をよけ腰椎の後面を露出させます。
棘突起と呼ばれる背骨の飛び出している部分(背中を触ると触れる部分)を切除し、椎弓の一部を切除します。脊髄をよけて保護しながら椎間板を切除します。椎間板を切除した部分に患者さん自身の骨を挿入します。
次にケージと呼ばれる人工物を挿入します。このように切除した椎間板の部分に人工物を充填することで椎間の安定性を保ちます。その後固定したい椎間の椎弓の根部にそれぞれドリルで穴をあけてスクリューを挿入します。
スクリュー同士をロットで固定しその上からさらにネジで固定します。このように椎体の安定を得ます.

PLIF

片側侵入(経椎間孔進入)による椎体間固定術(TLIF)

片側の椎間関節を切除することで椎間孔を広げて椎間板に侵入し椎間板を切除する方法です。
腰~背中の部分に皮膚切開を行います(固定する椎間の数によって切開の長さは異なります)皮下組織や筋肉をよけ腰椎の後面を露出させます。
片側の椎間関節を切除し、椎間孔を広げます。神経根を保護しながら椎間板や椎体の骨棘を切除神経の圧迫を解除します
さらに椎間板を切除します。次にケージと呼ばれる人工物を挿入します。このように切除した椎間板の部分に人工物を充填することで椎間の安定性を保ちます。
その後固定したい椎間の椎弓の根部にそれぞれドリルで穴をあけてスクリューを挿入します。
スクリュー同士をロットで固定しその上からさらにネジで固定します。このように椎体の安定を得ます。
こちらの方法の方がPLIFと比較して筋肉をはがす量が少ないため失血がすくないなどのメリットがある一方高度な脊柱管の狭窄がある疾患には手術適応ではありません。

TLIF

術後経過

術後翌日~2日後から歩行を行います。
状態によって異なりますが、一般的には、骨が完全につくまでの期間(術後およそ5~6ヶ月間)はコルセットを装着します。

合併症

  • スクリューの折損やケージの脱落
  • 脊髄や神経根の損傷による下肢麻痺、下肢知覚鈍麻、排尿排便障害
  • 硬膜(頚椎の中で脊髄を包んでいる袋状の組織)の損傷、及びこの硬膜の中に含まれている脳脊髄液が創部から体外へ漏れること。及びこれに引き続き生じる髄膜炎
  • 切開した部分の血腫(けっしゅ)形成による神経麻痺・下肢痛
  • 感染
  • その他のまれな合併症として深部静脈血栓症。肺炎などの感染症など

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