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夜の悪夢~僕の全ては奪われた~③幼少時代

僕の父、大泉政一郎はシステムエンジニアで忙しくしていることもあり帰宅が深夜になることもしばしあった。
母はクリニック勤務でフルタイムで働いていたため早くから保育園にあずけられていた
母は僕が小学校に上がる際に勤めていた、クリニックの事務職を退職し専業主婦となった。

母が専業主婦となったのにはある事件がきっかけだ
元々僕は活発な子供で外で遊ぶのが大好きであり5歳の誕生日に買ってもらったキックボードを愛用していた。
毎日のようにそのキックボードで近くの公園で乗りまわしていた。
滑り台からキックボードに乗って滑り降りるというそのスピード感にハマり何度もキックボードを持って滑り台の階段に駆け上がり滑走する
という危険な遊びをしていたのである。
しかし、滑り台の着地点は砂場になっており万が一着地に失敗でも怪我をする
といったことはなかったのでする。
しかし人間というものは欲求がエスカレートするものであり、もっと長い時間滑走
していたいという気になったのである。

長い坂道は無いかと考え始めみつけたのがあの歩道橋だった・・・

 

*この物語はフィクションであり実際の人物、団体とは一切関係ありません。