夜の悪夢~僕の全ては奪われた~⑨大丈夫だからね

一生下半身が動かない人生を送ることになったわけだがやはり幼い事もあり
当の本人である僕は、これから障害者として生きていく自分をりかいできる
はずもなく、入院生活を送っていた。
だが当時一番苦しみ悲しみにくれていたのはやはり両親だろう
母は日に日にやつれてきており泣き腫らしていたのがわかるように目はいつも
腫れていた。。。
それはそうだろう最愛の息子が人生これからなのにその長い人生を障害者として
生きていかなければならないのだから・・・
そして母の
「大丈夫だからね」
日に日に減っていったことは未だに覚えている。
そんなおり突然母の大丈夫だからね
が復活したのである・・・

 

*この物語はフィクションであり実際の人物、団体とは一切関係ありません。