Flow
受診・治療の流れ
当院は完全予約制となっております。ご来院の際は、Webまたはお電話にて事前のご予約をお願いいたします。
当日の持ち物
・ご本人様確認書類(運転免許証・保険証・マイナンバーカード等)
STEP 01
問診票記載
いびきの頻度や音量、体位(仰向けで悪化するか)、日中の眠気、起床時頭痛、夜間覚醒、家族からの指摘、飲酒・睡眠薬・喫煙、鼻症状(鼻閉・アレルギー)を丁寧に聞き取ります。
既往歴(心肺疾患、咽頭疾患、過去の手術)、内服(光感受性薬など)も確認現在の状況やいつからいびきが始まっているのか、既往症はあるかなどかなり詳しく確認します。
この時点でDual NightLaseの適応があるか判断でみます。
STEP 02
診察・評価
実際に口を開けて頂き、医師が平常時および発声時(「あー」と声を出し続けてください)の口腔・咽頭(軟口蓋の厚み・口蓋垂の長さ・口峡の狭さ、Mallampati分類)、舌(歯圧痕=巨舌のサイン)を診察します。
下顎後退の有無、頸囲、BMIを確認。鼻腔(鼻中隔、下鼻甲介、ポリープ、後鼻漏)もチェッックします。
そしてその程度や治療適応かどうか、また効果実感までの照射回数を判断します。
STEP 03
具体的なレーザー治療の説明と同意書記入
具体的なレーザー治療や必要回数、注意点、費用などを詳しく説明します。
同意頂ければ治療費をお支払頂き1回目の照射となります。
STEP 04
レーザー照射(1回目)
まず口腔内の清潔を保つためにマウスウォッシュでうがいをして頂きます。
スプレーにより表面麻酔を行い口に麻酔薬を含んだ状態で効果発現まで1分ほど待ちます。
まず全体的にNd:YAG(1,064nm)低出力を照射します。これは全体的に補助的に併用して舌根〜下咽頭の深部温熱を軽く加えることで深い層から引き締め効果があります。少し暖かい感覚があります。
次にEr:YAG(エルビウムヤグ)レーザーを細かく部位別に照射します。具体的には軟口蓋・口蓋垂周囲、舌の両サイドにレーザーを照射します。
少しチクチクする程度の間隔でほとんどの方は痛みを感じることはありません。
トータルのレーザー照射時間は15〜20分程度です。
STEP 05
レーザー照射(2回目)
2〜3週間程度のインターバルをおき追加照射を行います。
来院後に効果を見ながらレーザーの出力を調整します。
通常5~6回を1クールとします。
STEP 06
評価・必要に応じて再照射
1クール終了後効果判定を行い効果が不十分であれば追加照射します。
通常2クール程度必要な方が多いです。