いびき治療について - 【公式】上野いびきクリニック

「寝ている間のいびきが大きい」「朝起きても疲れが取れない」
そんな悩みを抱える方は少なくありません。
いびきは単なる生活習慣の問題ではなく、睡眠の質の低下や健康リスクに直結する症状です。
特に睡眠時無呼吸症候群（SAS）に進行すると、高血圧・心疾患・脳卒中など重大な病気の原因になることもわかっています。

当院では、最新の2波長レーザー「Dual Deep Thermia」を用いた切らない治療を導入。従来の手術法に比べて、痛みやダウンタイムを最小限に抑えながら、いびきや軽度〜中等度のSAS改善をサポートします。

このページでは「いびきの原因」から「レーザー治療の特徴」「他治療との比較」まで、詳しく解説します。

いびきの基礎知識

いびきは、空気の通り道（上気道）が狭くなることで、軟口蓋や舌が振動し音が鳴る現象です。
代表的な原因には以下のものがあります。

肥満

首まわりの脂肪が増え、
気道が狭まる

加齢

筋肉の緊張が低下し、
気道がたるむ

飲酒・喫煙

筋肉が緩み、
粘膜が腫れる

鼻づまり

花粉症や鼻炎で
鼻呼吸ができない

顎の形・歯並び

下顎が小さい、
噛み合わせの問題

遺伝的要因

いびきをかきやすい
体質や傾向の遺伝

これらが重なると、就寝中に気道が閉塞し「無呼吸」を引き起こすこともあります。

いびきを放置すると、本人だけでなく家族の睡眠の質も損ないます。さらに「集中力低下」「日中の強い眠気」「生活習慣病リスク」など健康面への悪影響も見逃せません。

レーザー治療の特徴（Dual Deep Thermia）

近年注目されているのが、切らないレーザー治療「Dual Deep Thermia」です。
当院ではさらに進化した「Dual Deep Thermia」を導入。2種類のレーザー波長を使い分けることで、粘膜の引き締め効果をより高めています。

特徴

POINT 01

切らない・麻酔不要

POINT 02

施術時間15分程度／日帰り可能／当日より食事可能

POINT 03

痛み・ダウンタイムが少ない

POINT 04

5〜10回の通院で改善が期待できる

効果と持続

レーザーで軟口蓋や舌根部を引き締め、気道を広げることでいびきを軽減。効果は数ヶ月〜数年持続するケースが多いですが、加齢や体重変化で再発する場合もあります。その場合はメンテナンス照射が有効です。

当院の「Dual Deep Thermia」
詳細はこちら

生活習慣からのアプローチ

いびきには喉の形だけでなく、体重・筋緊張・就寝姿勢など複数要因が関与します。当院ではレーザー治療に加え、減量（マンジャロ）や歯ぎしり対策（咬筋ボトックス）を組み合わせ、総合的に改善をめざします。

減量治療：マンジャロGLP-1＋GIPダイエット

適応の考え方

体重増加や内臓脂肪がいびき・睡眠時無呼吸を悪化させるケースに。
医師が内科的適応・安全性を確認のうえ処方可否を判断します。

期待できること

体重減少により上気道の圧迫が軽減し、いびきの再発リスク低減・治療効果の持続が期待できます。

留意点

副作用（消化器症状ほか）や禁忌の確認が必要です。

当院の「マンジャロ」治療の詳細はこちら

歯ぎしり対策：咬筋ボトックス

適応の考え方

歯ぎしり・食いしばりが強く、顎周囲の過緊張がある方に。
筋肉の緊張を和らげることで、睡眠中の負担軽減をめざします。

期待できること

咬筋の緊張がやわらぐことで、歯ぎしり・食いしばりに伴う負担軽減が期待できます。

留意点

一時的な咀嚼力低下や内出血などが起こる場合があります。
持続は数ヶ月程度のため、効果維持には継続的な治療が必要です。

当院の「咬筋ボトックス」治療の詳細はこちら

他治療との比較

いびきの治療にはいくつか方法があります。

治療方法	対象	メリット	デメリット
CPAP（在宅陽圧呼吸療法）	中等度〜重度SAS	効果が高い・保険適用	毎晩装置が必要
マウスピース	軽症〜中等度	装着が簡便・持ち運びしやすい	装着の違和感、歯科通院が必要
LAUP（レーザー切除術）	いびき全般	保険適用・効果持続	切開あり、痛み・ダウンタイム
Dual NightLase	軽症〜中等度	切らない・痛み少・日帰り	継続的な通院が必要（5〜10回）