Introduction
クリニック紹介
院長挨拶
上野いびきクリニック院長
菅谷 和之
Kazuyuki Sugaya
私は麻酔科医として20年以上、年間500〜600例の手術麻酔を担当してきました。手術室では、患者さんの頭側――つまり気道の一番近く――で全身状態を厳密に監視します。 麻酔導入後のわずかな酸素飽和度の変化、胸郭の動き、気流の途絶を見逃さぬよう生体モニターで絶えず確認し「眠り」と「呼吸」の異常を察知し、即座に対応する――これこそが麻酔科医の使命であり、私たちの仕事の本質です。 なかでも近年急増している「静脈麻酔下の低侵襲手術」では、気管挿管を行わず、患者さんが自分の呼吸を保ちながら眠る麻酔方法のため、手術中のより自然な睡眠状態を監視します。そこで頻繁にいびきが生じる光景をに目にします。 そして私は生体モニターに表示される呼吸曲線や血中酸素飽和度を通じ、“いびきが始まる瞬間”と“酸素が低下するタイミング”を何度も観察してきました。その頻度が本当に多いと感じています。
この経験から、私ははっきりと言えます。
いびきは「息苦しさの音」であり、身体が発するSOS。
本人が熟睡しているつもりでも、実際には窒息に近いストレスが夜ごと繰り返されているのです。
さらに私自身、かつて激しい「いびき」に悩まされ、家族に迷惑をかけたり、日中の強烈な眠気で診療に支障をきたした苦い経験があります。 ポリソムノグラフィを受けたところ、中等度の閉塞性睡眠時無呼吸症候群と診断されました。CPAP導入後は劇的に改善しましたが、さらなる新しい治療を求め、自ら様々な治療を実践し「正しい治療は人生を変える」ことを体感しました。 この体験から、いびきに苦しむ患者様とご家族様に最新治療「Dual Deep Thermia」を届けるべく、いびき専門クリニックを運営しています。 患者様の状態に合わせたオーダーメイド型治療で、できるだけ早くかつ安全な改善を目指して日々診療を行っています。 いびきにお悩みの方やそのご家族様もお気軽にご相談ください。
クリニック概要
上野いびきクリニック
菅谷 和之
内科、皮膚科
東京都台東区上野4丁目8 上野シルクビル5F
10:00~19:30(受付時間:10:00~19:00)