エナジードリンクで昼間の眠気をごまかしていませんか?その眠気、いびき・睡眠時無呼吸が原因かもしれません

エナジードリンクで眠気をごまかす

「午後になると眠くて仕事にならない」「会議中に意識が飛びそうになる」「運転中に眠気が出る」「昼食後はエナジードリンクがないと持たない」。
このような状態を、単なる疲れや年齢のせいだと思っていませんか。

缶コーヒー、エナジードリンク、眠気覚ましガム、カフェイン錠剤などで何とか日中を乗り切っている方は少なくありません。
しかし、夜に7〜8時間寝ているにもかかわらず昼間に強い眠気が出る場合、背景に
いびきや睡眠時無呼吸症候群(SAS)が隠れている可能性があります。

上野いびきクリニックでは、保険診療による睡眠検査・CPAP管理、自費診療によるいびきレーザー治療など、状態に応じた選択肢をご案内しています。ご自身に合う治療を確認したい方は、まずは初診でご相談ください。
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院長監修記事
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上野いびきクリニック院長菅谷和之

菅谷 和之

上野いびきクリニック 院長/麻酔科医

2万症例以上の全身麻酔経験を有する院長がいびき・睡眠時無呼吸の診療を中心に、患者様一人ひとりに合わせた治療を提供しています。【保険診療】上野いびきクリニック

本記事は院長 菅谷和之の監修のもと、いびき・睡眠時無呼吸症候群(SAS)などに関する検査・治療など正しい医療情報をわかりやすく解説しています。

🩺上野いびきクリニックの包括的いびき治療

いびきの原因は喉の構造から肥満まで多岐にわたります。上野いびきクリニックでは、特定の治療法に偏ることなく、医学的根拠に基づいた幅広い選択肢から、患者様に最適なプランをご提案できる体制を整えています。

保険診療でしっかり検査・継続治療

  • 簡易検査・PSG検査:睡眠の状態を精密に分析
  • CPAP治療:中等症〜重症の無呼吸への標準治療

自由診療で根本改善・短期集中

  • 最新いびきレーザー治療:切らない根本治療
  • 医療ダイエット:減量による物理的な気道確保

※当院はいびき治療専門専門クリニックとして、保険・自由診療の両面から「止まらないいびき」の解決に全力を尽くします。

上野いびきクリニック院長の書籍「いびきを最新治療で治す」(Amazon 売れ筋ランキング 医学一般 1位 臨床内科 1位 家庭医学・健康 2位)でも詳しく解説しています

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エナジードリンクで眠気は「治って」いない

エナジードリンクや栄養ドリンクで眠気をごまかす

エナジードリンクを飲むと、たしかに一時的に頭が冴えたように感じることがあります。
これは、含まれているカフェインが眠気に関係する神経物質の働きをブロックし、一時的な覚醒感をもたらすためです。

しかし、ここで注意すべきなのは、カフェインは眠気の「原因」を取り除いているわけではないという点です。
たとえるなら、車の警告灯が点いているのに、その警告灯の上からシールを貼って見えなくしているようなものです。
警告灯が見えなくなっても、車の異常が治ったわけではありません。

眠気も同じです。
体が「休めていない」「酸素が足りていない」「睡眠の質が悪い」と訴えているサインを、エナジードリンクで一時的に見えにくくしているだけかもしれません。

カフェインの効果が切れると、再び強い眠気が戻ってきます。
すると、また次の缶コーヒーやエナジードリンクに手が伸びる。
この繰り返しによって、夕方以降にもカフェインを摂取するようになり、夜の寝つきが悪くなることがあります。
寝つきが悪くなると、翌日の眠気がさらに強くなり、またカフェインに頼る。
この悪循環に入ってしまう方も少なくありません。

⚠ こんな習慣に心当たりはありませんか?

毎日エナジードリンクや缶コーヒーが「ないとやっていられない」状態は、体が発しているSOSかもしれません。
眠気を無理に抑え込む前に、「なぜそんなに眠いのか」を一度確認することが大切です。

「寝ているのに眠い」は睡眠の量ではなく質の問題かもしれません

多くの方は、睡眠を「何時間寝たか」で判断します。
もちろん睡眠時間は重要です。
しかし、同じ7時間睡眠でも、深く安定して眠れている7時間と、何度も呼吸が止まり、脳が細かく覚醒している7時間では、体の回復度はまったく異なります。

睡眠は、単に目を閉じて横になっている時間ではありません。
脳や体を回復させ、ホルモンバランスを整え、記憶を整理し、自律神経を休ませるための重要な時間です。
その睡眠がいびきや無呼吸によって細切れになると、本人は長く寝たつもりでも、体は十分に休めていない状態になります。

「休日に長く寝ても疲れが取れない」「朝から頭が重い」「午前中から集中できない」「寝起きに口が渇いている」。
こうした症状が続く場合は、単なる睡眠不足ではなく、睡眠の質そのものが低下している可能性があります。

昼間の眠気の正体——睡眠時無呼吸症候群とは

睡眠時無呼吸症候群、いわゆるSASとは、眠っている間に気道が狭くなったり、ふさがったりすることで、呼吸が止まる、または浅くなる状態を繰り返す病気です。

呼吸が止まると、体内の酸素が低下します。
酸素が下がると、脳は危険を察知し、呼吸を再開させるために一瞬覚醒します。
この覚醒は非常に短いため、本人はほとんど覚えていません。
しかし、脳や体にとっては大きな負担です。

重症の方では、一晩に何十回、場合によっては何百回も呼吸が乱れることがあります。
そのたびに脳が起こされ、深い睡眠に入りにくくなります。
つまり、布団の中で長時間過ごしていても、体は一晩中「酸欠」と「覚醒」を繰り返しているのです。

その結果、朝起きた時点ですでに疲れている、昼間に強い眠気が出る、仕事の効率が落ちる、イライラしやすくなるといった症状につながります。

SASの見逃されやすいサイン

以下にいくつ当てはまりますか?

  • □ 夜7〜8時間寝ても、昼間に眠くなる
  • □ エナジードリンクや缶コーヒーが手放せない
  • □ 起床時に頭が重い、頭痛がある
  • □ 家族やパートナーにいびきを指摘されたことがある
  • □ 寝ている時に呼吸が止まっていると言われたことがある
  • □ 夜中にトイレで目が覚める
  • □ 集中力・記憶力が落ちた気がする
  • □ 口が渇いた状態で目が覚める
  • □ 朝、すっきり起きられない日が多い
  • □ 運転中や会議中に強い眠気が出る

3つ以上当てはまる場合、SASを含む睡眠障害の可能性があります。
特に、いびき、日中の眠気、起床時の頭痛、夜間頻尿が重なっている場合は、一度専門外来で相談することをおすすめします。

「太っていないから大丈夫」は誤解です

肥満はいびきの原因に

睡眠時無呼吸症候群というと、「太った中年男性の病気」というイメージを持つ方が多いかもしれません。
たしかに肥満はSASの大きなリスク因子です。
首まわりに脂肪がつくと気道が狭くなり、睡眠中に空気の通り道がふさがりやすくなるためです。

しかし、SASは肥満の方だけに起こる病気ではありません。
日本人は顎が小さい、下顎が後退している、舌が相対的に大きい、鼻の通りが悪いなど、骨格や気道の構造によって無呼吸を起こしやすい方がいます。

そのため、標準体型ややせ型であっても、いびきや睡眠時無呼吸が起こることがあります。
実際に、「太っていないから自分には関係ない」と思って受診が遅れ、検査をしてみるとSASだったというケースも珍しくありません。

また、年齢とともに喉の筋肉は少しずつ緩みやすくなります。
若い頃はいびきをかかなかった方でも、40代以降になって急にいびきが増える、寝ても疲れが取れない、昼間に眠くなるという変化が出ることがあります。

エナジードリンクで対処する場合と、睡眠時無呼吸(SAS)を治療する場合の違い

眠気に対してエナジードリンクで対処することは、短期的には便利に見えます。
仕事中、運転前、勉強中など、「今だけ何とかしたい」という場面では、覚醒感を得られることがあるからです。

しかし、長期的に見ると、根本原因を放置している可能性があります。
眠気の原因がSASであった場合、本来必要なのはカフェインではなく、睡眠中の呼吸状態を評価し、適切な治療を行うことです。

項目 エナジードリンクで対処 SASを検査・治療する
眠気への効果 一時的 根本改善を目指せる
睡眠の質 悪化する可能性あり 改善が期待できる
健康リスク 見逃しにつながる リスク評価ができる
費用 毎日数百円の継続出費 保険診療で対応可能
将来的な安心感 原因不明のまま 数値で状態を確認できる

睡眠時無呼吸(SAS)が全身に及ぼす影響——眠気だけではありません

SASの問題は、単に「眠い」「いびきがうるさい」だけではありません。
睡眠中に呼吸が乱れることで、体は何度も酸素不足になります。
そのたびに心臓や血管、自律神経に負担がかかります。

夜間に酸素が下がると、体は危険を感じて交感神経を刺激します。
交感神経は、いわば体を緊張状態にする神経です。
本来、睡眠中は副交感神経が優位になり、体を休ませる時間です。
しかし、SASがあると眠っている間にも体が戦闘モードに近い状態になり、十分に休めなくなります。

その結果、高血圧、不整脈、糖尿病、脳卒中、心疾患などとの関連が問題になります。
また、日中の眠気による交通事故や仕事中のミスも、社会的に大きなリスクです。

  • 高血圧:夜間の酸素低下や交感神経刺激が血圧に影響
  • 心房細動・不整脈:低酸素が心臓に負担をかける
  • 糖尿病・インスリン抵抗性の悪化:睡眠の質低下が代謝に影響
  • 脳卒中リスク:血圧変動や血管への負担が問題になる
  • うつ・認知機能低下:慢性的な睡眠不足や低酸素が脳に影響
  • 交通事故リスク:日中の強い眠気による居眠り運転

つまり、昼間の眠気をエナジードリンクでごまかし続けることは、単に「眠気を我慢している」だけではなく、
根本にある睡眠障害の発見を遅らせ、将来的な健康リスクを見逃すことにつながる可能性があります。

どんな人が一度検査を受けるべきか

睡眠時無呼吸症候群は、本人が気づきにくい病気です。
なぜなら、症状の多くが睡眠中に起こるからです。
いびきや無呼吸は、家族やパートナーに指摘されて初めて気づくことも多く、一人暮らしの方では発見が遅れることもあります。

特に注意したいのは、日中の眠気を「忙しいから」「年齢のせい」「ストレスのせい」と片付けてしまうケースです。
もちろん、疲労やストレスが眠気に影響することもあります。
しかし、十分に寝ているはずなのに眠い、休日に長く寝ても回復しない、朝から頭が重いという状態が続く場合は、睡眠の質を調べる価値があります。

このような方は一度ご相談ください

  • エナジードリンクや缶コーヒーを毎日のように飲んでいる
  • 寝ても疲れが取れない
  • 朝起きた時に頭痛やだるさがある
  • 家族からいびきや無呼吸を指摘された
  • 日中の集中力が落ちている
  • 運転中や会議中に眠気が出る
  • 高血圧や糖尿病を指摘されている
  • 太っていないのにいびきをかく

上野いびきクリニックでできること

院長より

私は麻酔科医として、これまで全身麻酔を2万例以上経験してきました。
麻酔管理の核心は「気道確保」と「呼吸管理」です。
睡眠中の気道閉塞、つまりいびきや無呼吸のメカニズムは、まさにこの専門領域と重なります。
エナジードリンクでごまかしている眠気の裏に、治療可能な原因が隠れているケースは少なくありません。
「眠いのは仕方ない」とあきらめる前に、ぜひ一度ご相談ください。

検査・診断

当院では、問診・身体診察に加えて、自宅で行える簡易睡眠検査や、必要に応じた精密検査をご案内しています。
簡易睡眠検査では、睡眠中の呼吸状態や血中酸素飽和度の変動を確認します。

「いびきをかいているか分からない」という方でも、検査によって客観的に睡眠中の呼吸状態を評価できます。
感覚だけで判断するのではなく、数値として状態を把握することが大切です。

治療のご案内

SASの重症度や原因に応じて、CPAP療法やレーザーを用いたいびき治療など、複数の選択肢をご提案します。
どの治療が適しているかは、検査結果、症状、生活習慣、患者さんの希望によって異なります。

当院は保険診療にも対応しているため、検査から治療まで健康保険を使って受診いただけます。
「まずは自分が睡眠時無呼吸なのか知りたい」という段階でもご相談いただけます。

よくあるご質問

Q. エナジードリンクを毎日飲まないと午後が乗り切れません。異常ですか?

異常というより、「体がSOSを出している状態」と考えた方がよいです。十分な睡眠時間をとっているにもかかわらず日中の眠気が強い場合、いびきや無呼吸によって睡眠の質が低下している可能性があります。

Q. 検査は痛いですか?入院が必要ですか?

簡易検査は自宅で行えるもので、痛みはありません。装置を手首や指先などに装着して就寝する検査です。必要に応じて精密検査をご案内します。

Q. 睡眠時無呼吸症候群の検査は保険適用されますか?

はい。当院では保険診療にて対応しています。自己負担額は保険の種類によって異なりますが、詳しくは受診時にご確認ください。

Q. 太っていませんが、自分には関係ないですよね?

そうとは限りません。日本人は顎が小さい、舌が大きいなどの骨格的特徴から、標準体型・やせ型の方でもSASを発症するケースがあります。

Q. いびきを自覚していなくても検査した方がいいですか?

はい。自分のいびきは気づきにくく、一人暮らしの方では特に発見が遅れることがあります。昼間の眠気、朝の頭痛、夜間頻尿などがある場合は、いびきの自覚がなくても相談する価値があります。

まとめ

昼間の眠気をエナジードリンクで乗り越えることは、いわば「警告灯をテープで隠して運転を続ける」ようなものです。
その場では何とか動けるかもしれませんが、根本の原因が解決したわけではありません。

夜に寝ているはずなのに昼間眠い。
朝すっきり起きられない。
家族からいびきを指摘された。
エナジードリンクや缶コーヒーがないと仕事にならない。

このような状態が続いている場合、睡眠時無呼吸症候群を含む睡眠障害が隠れている可能性があります。
眠気を気合いで押さえ込むのではなく、まずは睡眠中に何が起きているのかを確認することが大切です。

上野いびきクリニックでは、いびき・睡眠時無呼吸を専門とする医師が、保険診療も含めて丁寧に診察しています。
エナジードリンクに頼り続ける前に、ぜひ一度ご相談ください。

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記事監修者

上野いびきクリニック院長 菅谷和之

上野いびきクリニック院長 菅谷 和之

2004年に藤田医科大学医学部を卒業後、東邦大学医療センター大森病院で麻酔科医として勤務を開始。その後、全国の市民病院や自由診療クリニックで臨床経験を重ね、これまでに2万件以上の全身麻酔を担当。2020年には脊椎専門の「東京脊椎クリニック」を設立し、2025年からは上野いびきクリニックの院長として勤務

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