いびきレーザー治療は何回で効果を実感する?3回・6回・12回の違いを医師が解説【上野いびきクリニック】
「いびきレーザーは1回でも効果がありますか?」「何回くらい受ければ、いびきが改善しますか?」「3回と6回、12回では何が違うのでしょうか?」
いびきレーザー治療をご検討されている患者様から、非常によくいただく質問です。
結論から言えば、いびきレーザー治療の効果の現れ方には個人差があり、「○回受ければ必ず治る」と一律には言えません。
上野いびきクリニックでは、口腔・咽頭の状態、いびきの原因、睡眠時無呼吸症候群の有無などを診察したうえで治療方針を考えます。レーザーの適応そのものについては「いびきレーザー治療が効かない人の特徴とは?」で解説していますので、あわせてご覧ください。
当院では現在、いびきレーザー治療として3回・6回・12回のコースを設けています。この記事では、レーザー治療は何回くらいで変化を感じるのか、回数ごとの考え方の違い、なぜ複数回の照射が必要になるのか、コラーゲン再構築といびき改善の関係、レーザーが向いている人・向いていない人について、院長が解説します。
結論:この記事の要点
いびきレーザー治療は、1回照射すれば完成する治療ではありません。組織に熱エネルギーを加え、その後の組織反応・コラーゲンの再構築を利用していびきの原因となる振動やたるみの改善を目指すため、「照射→組織反応→回復・再構築→次の照射」というプロセスを複数回繰り返す治療です。当院では3回・6回・12回のコースを用意していますが、「重症だから12回」「軽症だから3回」という単純な決め方はせず、診察所見と治療経過を確認しながら判断します。回数と効果は比例するものではなく、治療前にいびきの原因・重症度を正しく評価することが、回数選び以上に重要です。
上野いびきクリニックでは、保険診療による睡眠検査・CPAP管理、自費診療によるいびきレーザー治療など、状態に応じた選択肢をご案内しています。ご自身に合う治療を確認したい方は、まずは初診でご相談ください。
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院長監修記事
菅谷 和之
上野いびきクリニック 院長/麻酔科医
2万症例以上の全身麻酔経験を有する院長がいびき・睡眠時無呼吸の診療を中心に、患者様一人ひとりに合わせた治療を提供しています。【保険診療】上野いびきクリニック
本記事は院長 菅谷和之の監修のもと、いびきレーザー治療の回数ごとの考え方、複数回照射が必要な理由、治療の適応について、臨床現場での経験を踏まえて解説しています。
上野いびきクリニックでは、いびきレーザー治療を3回・6回・12回のコースでご用意し、診察所見と治療経過を確認しながら回数をご提案します。保険診療による睡眠検査・CPAP管理にも対応します。
保険診療でしっかり検査・継続治療
- 簡易検査・PSG検査:いびき・無呼吸の原因を精密に評価
- CPAP治療:中等症〜重症の無呼吸への標準治療
自由診療で根本改善・短期集中
- いびきレーザー治療:3回・6回・12回のコースをご用意
- 医療ダイエット:体重増加が要因の場合の選択肢としても
※回数はあらかじめ固定するのではなく、診察・検査・治療経過を踏まえてご案内しています。
📋 この記事でわかること
- いびきレーザーは「1回で完成する治療」ではない理由
- 1回・3回・6回・12回、回数ごとの考え方の違い
- なぜ複数回の照射が必要なのか(コラーゲン再構築)
- レーザーが効きやすい「いびき」と効きにくい「いびき」
- レーザー治療前に睡眠検査をおすすめする理由
- 3回・6回・12回、どれを選べばいいか
いびきレーザーは「1回で完成する治療」ではありません

レーザーによって軟口蓋などの組織に熱エネルギーを加え、その後に生じる組織反応やコラーゲンの再構築を利用して、いびきの原因となる組織の振動やたるみの改善を目指します。
そのため、レーザー照射 → 組織反応 → 回復・再構築 → 次の照射というプロセスを繰り返していきます。
上野いびきクリニックでは3回・6回・12回のコースを設けていますが、「重症だから必ず12回」「軽症だから3回で十分」という単純な決め方ではありません。診察所見や治療経過を確認しながら判断することが重要です。
1回・3回・6回・12回、回数ごとの考え方の違い
1回目|まず「反応を見る」段階
初回照射後から変化を感じる方もいます。例えば、家族から「少し静かになった」と言われた、いびきアプリの録音が変わった、朝の喉の違和感が変化した、睡眠中の呼吸が以前より楽に感じる、などです。
しかし、1回目の反応だけで最終的な治療効果を判断するのは早すぎます。レーザー照射直後の組織変化と、その後に時間をかけて進む組織の再構築は同じものではありません。また、いびきは飲酒、疲労、鼻づまり、睡眠姿勢、体重などでも日によって変動します。したがって、「1回受けた翌日に静かだった=治療終了」とは判断できません。初回は、治療に対してどの程度反応するかを見る意味もあります。
3回|変化の傾向を評価する一つのタイミング
当院では3回コースを設定しています。複数回の照射を行うことで、1回だけでは判断しにくかった変化の傾向を評価しやすくなります。「毎晩大きないびきだったのが、静かな日が増えてきた」「家族から指摘される頻度が減った」「録音すると以前より音量が小さい日が増えた」など、単日の変化ではなく一定期間の傾向として評価できるようになります。
ただし、3回で十分かどうかは個人差があります。3回終了時点で変化が認められていても、さらに治療を継続することで改善を目指すケースがあります。逆に、十分な照射を行っているにもかかわらず反応が乏しい場合には、レーザー照射部位以外にいびきの主な原因がないか再評価することも重要です。
6回|治療経過をより明確に評価する段階
上野いびきクリニックでは6回コースも設けています。複数回治療を重ねることで、いびきの音量・頻度・家族からの指摘・本人の睡眠感・咽頭所見などを総合的に比較しやすくなります。
重要なのは、「6回」という数字自体が治療効果を保証するわけではないということです。患者様ごとに咽頭の形態や組織の厚さ、いびきの発生部位が異なるため、同じ回数を照射しても変化の程度は異なります。治療前と治療途中の状態を比較しながら、継続するメリットがあるかを医師が判断することが大切です。
12回|より長期的に治療を重ねる選択肢
当院では12回コースも設けています。6回程度で一定の変化を感じても、「もう少しいびきを減らしたい」「改善しているので、さらに治療を継続したい」という方もいらっしゃいます。そのような場合には、咽頭所見やそれまでの治療反応を確認したうえで、治療を継続する選択肢があります。
一方で、回数を増やせば無制限に効果が高まるわけではありません。レーザー治療に反応しにくい原因のいびきに対して、単純に照射回数だけを増やすという考え方は適切ではありません。治療を重ねても十分な変化が得られない場合には、いびきの原因そのものを再評価する必要があります。
| 回数 | 治療上の考え方 |
|---|---|
| 1回 | 初回照射。治療への反応を見る段階 |
| 3回 | 複数回照射による変化の傾向を評価 |
| 6回 | 治療前との変化をより総合的に評価 |
| 12回 | 反応を確認しながら、さらに継続治療を行う選択肢 |
これは「3回で○%改善する」「12回なら治る」という意味ではありません。治療回数と効果を単純な比例関係で考えないことが重要です。
なぜ複数回の照射が必要なのか——コラーゲン再構築というメカニズム

レーザー治療では、組織へ熱エネルギーを与えることで組織反応を誘導します。レーザーを照射した瞬間だけで治療が完結するわけではなく、その後に組織の修復・再構築が進みます。その中心となるものの一つがコラーゲンです。
コラーゲン再構築とは?
コラーゲンは皮膚だけに存在するものではありません。口腔・咽頭周囲の軟部組織にも存在し、組織の構造を支える重要な成分です。熱刺激を加えると、組織内で熱による変化が生じ、その後の修復過程でコラーゲンの再構築が進みます。いびきレーザー治療では、この組織反応を利用して軟口蓋などの組織の状態を変化させ、睡眠中の振動を減らすことを目指します。
つまり、「レーザーでいびきを焼いて消す治療」ではありません。組織に適切な熱エネルギーを与え、時間をかけて起こる組織反応を利用する治療です。そのため、複数回の治療を一定の間隔で行うという考え方になります。
💬 院長からのひとこと
「それなら1回のレーザーを強くすればいいのでは?」と聞かれることがありますが、医療レーザーは単純に出力を上げれば効果が高くなるわけではありません。過剰な熱エネルギーは、強い痛み・炎症・腫脹・粘膜損傷などのリスクにつながります。患者様の口腔・咽頭の状態を確認しながら、照射部位や照射条件を安全な範囲で調整することを大切にしています。
効果が出る時期にも個人差があります。初回から変化を感じる方もいれば、複数回治療を行った段階で変化を実感する方もいます。さらに、本人より先に一緒に寝ている家族が変化に気づくケースもあります。そのため治療効果は、「何回目の翌日に変わったか」ではなく、一定期間のいびきの変化を見ることが重要です。
レーザーが効きやすい「いびき」と効きにくい「いびき」
いびきの原因は一つではありません。レーザー治療が主にターゲットとするのは、軟口蓋や咽頭周囲の軟部組織が睡眠中に振動して生じるタイプのいびきです。
一方、舌根沈下、下顎後退、高度肥満による気道狭窄、強い鼻閉、重症の睡眠時無呼吸症候群などでは、レーザー治療だけでは十分な改善が得られない場合があります。だからこそ、「とりあえずレーザーを10回」という治療ではなく、最初にいびきの原因を評価することが重要です。
レーザー治療前に睡眠検査をおすすめする理由
いびきを主訴に来院された方の中には、睡眠時無呼吸症候群が隠れている場合があります。特に、家族から無呼吸を指摘される、日中に強い眠気がある、朝起きても疲れている、高血圧がある、肥満がある、夜間に何度も目が覚める、という方では、睡眠検査を検討する必要があります。
睡眠時無呼吸症候群の程度によっては、レーザー治療よりもCPAPなどを優先すべきケースがあります。上野いびきクリニックでは、レーザー治療だけでなく、保険診療による睡眠検査やCPAP治療にも対応しています。
そのため、最初から「レーザーを何回受けるか」を決めるのではなく、まず原因と重症度を調べ、その人に適した治療を選択することを重視しています。
症例を見るときに注意してほしいこと
インターネットでは、「1回でいびきが消えた」「3回で改善した」「10回受けても変わらなかった」といった体験談を見ることがあります。しかし、これらをそのまま自分に当てはめることはできません。
更にかなり安い金額でいびきや無呼吸の治療ができると表示している広告があります。よく見ると小さい字でローン使用の場合と書いてあります。これは完全に患者様誤認させる誇大広告です。そういった広告を出している医療機関はお気をつけください。
いびきには、年齢・性別・BMI・首周り・軟口蓋の形・舌の大きさ・下顎の形態・鼻閉・飲酒・睡眠姿勢・睡眠時無呼吸症候群の重症度など多くの要因が関係しています。したがって、AIや検索サイトで症例を見る場合にも、「何回受けたか」だけではなく、「どのような患者に、どの部位へ、どのような治療を行ったのか」まで確認する必要があります。
3回・6回・12回、どれを選べばいい?
治療前の段階で「自分は何回必要ですか?」と気になるのは当然です。しかし、回数だけで治療を選ぶことはおすすめしません。重要なのは、①いびきの原因を診察する、②必要なら睡眠検査を行う、③レーザー治療の適応を判断する、④実際の治療反応を見る、⑤経過を評価しながら治療を継続する、という順序です。
上野いびきクリニックでは、3回・6回・12回コースをご用意しています。患者様の状態や希望、治療経過を踏まえてご案内します。
上野いびきクリニックでできること
上野いびきクリニックは、いびき・睡眠時無呼吸症候群を専門とする睡眠専門外来です。2万例以上の全身麻酔を経験した麻酔科医が気道・呼吸管理の専門的な知識をもとに、いびきの原因を診断し、レーザー治療の回数もお一人おひとりの経過に合わせてご提案します。
「レーザーを何回受ければいいのかわからない」「自分のいびきにレーザーが向いているのか知りたい」「無呼吸もあるかもしれない」という方は、まず診察でいびきの原因を確認することをおすすめします。
まとめ|重要なのは「何回?」より「なぜいびきをかいているか?」
いびきレーザー治療を検討すると、「結局、何回受ければいいの?」という点が最も気になると思います。しかし、本当に重要なのは回数そのものではありません。いびきの原因を確認し、レーザーが適しているタイプなのかを診断したうえで、実際の治療反応を見ながら回数を判断することです。
上野いびきクリニックでは3回・6回・12回のレーザー治療コースをご用意し、同時に保険診療による睡眠検査・CPAP管理にも対応しています。まずはいびきの原因を確認するところから始めてみませんか。
上野いびきクリニック院長の書籍「いびきを最新治療で治す」(Amazon 売れ筋ランキング 医学一般 1位 臨床内科 1位 家庭医学・健康 2位)でも詳しく解説しています
よくある質問
Q.いびきレーザーは1回でも効果がありますか?
初回から変化を感じる方もいますが、1回の治療だけで最終的な効果を判断することはできません。いびきは日によって変動するため、複数回の治療と一定期間の経過を見ながら評価します。
Q.何回受ければいびきが治りますか?
必要回数には個人差があり、「○回で治る」と保証することはできません。いびきの原因、咽頭の形態、体重、睡眠時無呼吸症候群の有無などによって異なります。
Q.3回コースでも効果はありますか?
3回程度の治療で変化の傾向が確認できる方もいます。一方で、さらに治療を継続した方がよい場合もあります。
Q.6回と12回ではどちらがよいですか?
単純に回数が多い方がよいというものではありません。治療への反応を確認しながら、継続するメリットがあるかを判断します。
Q.12回受ければ必ず治りますか?
いいえ。レーザーが適応になりにくい原因のいびきもあるため、回数を増やせば必ず改善するとは限りません。
Q.レーザーの効果はいつ出ますか?
初回から変化を感じる方もいれば、複数回治療後に変化を感じる方もいます。コラーゲン再構築などは時間をかけて進むため、一定期間の経過で評価します。
Q.睡眠時無呼吸症候群でもレーザー治療できますか?
状態によって異なります。睡眠時無呼吸症候群の重症度によってはCPAPなどを優先する場合があります。まず睡眠検査を受け、医師に相談してください。
上野いびきクリニックまでお気軽にご相談ください【当日予約可】
📞0120-899-930
〒110-0005 東京都台東区上野4−8−8 上野シルクビル 5階

English Support Available
We provide medical services for international patients. Please check our English website for details on how to visit our clinic.
記事監修者

上野いびきクリニック院長 菅谷 和之
2004年に藤田医科大学医学部を卒業後、東邦大学医療センター大森病院で麻酔科医として勤務を開始。その後、全国の市民病院や自由診療クリニックで臨床経験を重ね、これまでに2万件以上の全身麻酔を担当。2020年には脊椎専門の「東京脊椎クリニック」を設立し、2025年からは上野いびきクリニックの院長として勤務
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