「こんなふうに寝られたら…」医師が麻酔薬(プロポフォール)を自己注射——このニュースが教えてくれる「睡眠の質」の本当の深刻さ

麻酔科医が自分のために不正使用したプロポフォール

こんにちは、上野いびきクリニック院長の菅谷です。今回は麻酔薬であるプロポフォールについての事件がありましたので、麻酔科医の観点から睡眠・無呼吸などに関する解説です。

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いびきの原因は喉の構造から肥満まで多岐にわたります。上野いびきクリニックでは、特定の治療法に偏ることなく、医学的根拠に基づいた幅広い選択肢から、患者様に最適なプランをご提案できる体制を整えています。

保険診療でしっかり検査・継続治療

  • 簡易検査・PSG検査:睡眠の状態を精密に分析
  • CPAP治療:中等症〜重症の無呼吸への標準治療

自由診療で根本改善・短期集中

  • 最新いびきレーザー治療:切らない根本治療
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※当院はいびき治療専門専門クリニックとして、保険・自由診療の両面から「止まらないいびき」の解決に全力を尽くします。

院長監修記事
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上野いびきクリニック院長菅谷和之

菅谷 和之

上野いびきクリニック 院長/麻酔科医

2万症例以上の全身麻酔経験を有する院長がいびき・睡眠時無呼吸の診療を中心に、患者様一人ひとりに合わせた治療を提供しています。【保険診療】上野いびきクリニック

本記事は院長 菅谷和之の監修のもと、いびき・睡眠時無呼吸症候群(SAS)などに関する検査・治療など正しい医療情報をわかりやすく解説しています。

先日、こんなニュースが大きな話題になりました。

川崎市立川崎病院の28歳の麻酔科医が、手術中に手術室を離れ、病院の麻酔薬「プロポフォール」を自分の腕に注射。控え室のソファで横たわっているところを発見され、懲戒免職処分となった——。

聞き取りに対し、この医師は次のように話したといいます。

「日頃から麻酔薬で患者がすぐに寝ている様子を見て、自分もこんなふうに寝られたらいいと考えていた」

この言葉、笑えますか?

私は麻酔科医として、この言葉の重さを笑い飛ばせませんでした。もちろん行為そのものは絶対に許されない医療事故です。患者を危険にさらし、信頼を裏切った行為で、どんな言い訳もできません。

でも——「眠れない」という苦しさが人をどれほど追い詰めるか、という現実は、私たち全員が知っておく必要があると思っています。

上野いびきクリニックでは、保険診療による睡眠検査・CPAP管理、自費診療によるいびきレーザー治療など、状態に応じた選択肢をご案内しています。ご自身に合う治療を確認したい方は、まずは初診でご相談ください。
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プロポフォールとは?

麻酔科医が日常的に使うプロポフォール

プロポフォールは、静脈から入れる鎮静薬・麻酔薬です。

最近は麻酔導入薬としてほぼ全例(一部違う薬を使う場合もあり)使用します

手術の全身麻酔の導入や、胃カメラ・人工呼吸管理中の鎮静などでよく使われます。

特徴は、
「効き始めがとても速い」「切れるのも速い」ことです。
そのため、医療現場では非常に使いやすい一方で、呼吸が止まる・血圧が下がるなどのリスクがあり、必ず全身管理できる環境で使う薬です。

本当に入眠効果が非常に早く約10秒でほとんどの方が入眠します。

有名な話として、マイケル・ジャクソン氏が「ミルク」と言って使っていた薬として広く知られています。
報道では、不眠対策のような形でプロポフォールが使われ、これが重大事故につながったとされています。
つまり、本来は病院で厳重管理のもと使う薬を、睡眠薬のように扱うのは非常に危険ということです。

かなり簡単に言うと、「一瞬で眠らせられるが、使い方を間違えると命に関わる麻酔薬」です。

「眠れない」は、想像以上に人を追い詰める

いびきで睡眠不足だと日中の体調が悪くなる

あなたは、眠れない夜を過ごしたことがありますか?

1日や2日ならまだ耐えられます。でも、それが何週間も、何ヶ月も続いたとしたら?

慢性的な不眠が続くと、こんな状態が起こります。

  • 集中力・判断力が著しく低下する
  • 感情のコントロールが難しくなる
  • 仕事でのミスが増える
  • 免疫力が下がり、体調を崩しやすくなる
  • 気分が落ち込み、うつ状態に近づく
  • 「何をしても無駄」という絶望感が出てくる

今回の医師は「数年前から不眠に悩まされていた」と話しています。医療の最前線で働きながら、何年もまともに眠れない日々を送っていた。そのストレスと疲弊が、取り返しのつかない判断につながってしまった。

この事件を「非常識な医師の話」として切り捨てるのは簡単です。でも、それでは何も学べません。

「眠れていない人」は、あなたの周りにもいる

厚生労働省の調査では、日本人の約5人に1人が「睡眠に問題を抱えている」とされています。現代社会において、睡眠の問題は決して珍しいことではありません。

しかし多くの人は、こう思っています。

「みんなこんなもんだろう」
「疲れてるだけだ」
「年のせいだ」

こうして、睡眠の問題は放置されていきます。

眠れない原因のひとつが「いびき・無呼吸」かもしれない

ここで、麻酔科医として私が強調したいことがあります。

「睡眠の質が悪い」「眠れない」「朝起きても疲れが取れない」——こうした症状の陰に、睡眠時無呼吸症候群(SAS)が隠れているケースが少なくないということです。

睡眠時無呼吸症候群とは、眠っている間に何度も呼吸が止まる病気です。止まるたびに脳と体は覚醒反応を起こし、深い眠りが妨げられます。本人は「眠った」と思っていても、実際には質の高い睡眠がとれていない状態が続きます。

これが「寝ても疲れが取れない」「日中に強い眠気がある」「何時間寝ても回復しない」という症状の正体であることがあります。

しかも怖いのは、本人はいびきをかいていることにも、呼吸が止まっていることにも気づきにくいという点です。

パートナーや家族から「いびきがひどい」「息が止まってた」と言われて初めて知る、というケースが非常に多いのです。

こんな症状、あてはまりませんか?

以下のような症状がある方は、睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。

  • いびきが大きいと言われる
  • 睡眠中に息が止まっていると指摘された
  • 朝起きても疲れが取れない・頭が重い
  • 日中に強い眠気がある(会議中・運転中でも)
  • 夜中に何度も目が覚める
  • 夜間に頻尿がある
  • 起床時に頭痛がある
  • 集中力・記憶力の低下を感じる
  • 気分が落ち込みやすい

3つ以上あてはまる方は、一度検査を受けることをおすすめします。

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「眠れない」を麻酔薬で解決しようとした医師が教えてくれること

今回の事件の本質は何か。

私はこう考えます。「眠れない苦しさ」を誰にも相談できず、正しい治療にたどり着けなかったことが、最大の悲劇だったと。

不眠の原因は人によってさまざまです。ストレス・生活リズムの乱れ・精神的な問題・そして睡眠時無呼吸症候群のような身体的な問題。原因に合った治療を受ければ、改善できる可能性がある。

麻酔薬で無理やり眠ろうとするのではなく、なぜ眠れないのかを診てもらうこと——それが正しい一歩です。

あなたや、あなたの大切な人が「眠れない」「いびきがひどい」という状況にあるなら、ぜひ一度、専門医に相談してください。

💤 「寝ても疲れが取れない」「いびきが気になる」方へ

睡眠の質が悪い原因のひとつに、睡眠時無呼吸症候群があります。
上野いびきクリニックでは、麻酔科専門医が保険診療で検査から治療まで対応します。
自宅でできる簡易検査もありますので、まずはお気軽にご相談ください。

無料相談・ご予約はこちら(LINE・電話OK)

睡眠の質を下げる「いびき・無呼吸」は治療できる

睡眠時無呼吸症候群は、適切な治療で改善が期待できる病気です。主な治療法を紹介します。

CPAP療法(保険適用)

上野いびきクリニックでのCPAP治療

就寝中にマスクを装着し、気道に圧をかけて無呼吸を防ぐ治療法です。中等症〜重症の睡眠時無呼吸に保険適用で使えます。多くの患者さんが「CPAP を始めてから朝の目覚めが別物になった」と話されます。

いびきレーザー治療(自費)

上野いにきクリニックのいびきレーザー治療

のどの軟口蓋にレーザーを照射し、いびきの原因となる振動を軽減する治療法です。日帰りで受けられ、入院不要。「無呼吸の診断は出なかったが、いびきを改善したい」という方にも選ばれています。

生活習慣の改善

肥満・飲酒・睡眠姿勢なども影響します。診察の中でアドバイスします。

麻酔科医だからこそ伝えたいこと

私は麻酔科医として、毎日「眠っている人」の傍にいます。手術中の患者さんが安全に眠れるよう、気道・呼吸・循環を管理し続けることが仕事です。

だからこそ、「眠る」ということがいかに精緻なプロセスであるか、そしてそれが崩れたときにどれほど深刻な影響が出るか、身をもって知っています。

今回の事件を「他人事」にしないでほしいと思っています。

「最近、眠れていますか?」

この質問を、ぜひ自分自身に、そして大切な人にかけてみてください。

💤 上野いびきクリニック|睡眠・いびきの専門外来(保険診療)

麻酔科専門医が、いびき・睡眠時無呼吸を保険診療で診察します。
自宅でできる簡易検査、CPAP管理、いびきレーザー治療に対応。
完全予約制・上野駅すぐ。「まず話だけ聞きたい」も大歓迎です。

📞 0120-899-930 | 📍 東京都台東区上野(完全予約制)

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記事監修者

上野いびきクリニック院長 菅谷和之

上野いびきクリニック院長 菅谷 和之

2004年に藤田医科大学医学部を卒業後、東邦大学医療センター大森病院で麻酔科医として勤務を開始。その後、全国の市民病院や自由診療クリニックで臨床経験を重ね、これまでに2万件以上の全身麻酔を担当。2020年には脊椎専門の「東京脊椎クリニック」を設立し、2025年からは上野いびきクリニックの院長として勤務

完全予約制

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