いびきを悪化させる食べ物7選|ラーメン・乳製品・お酒は本当に危険?医師が解説

「味の濃いラーメンを食べた夜だけ、いびきがひどい」
「寝る前にホットミルクを飲むと、喉が絡んでいびきが大きくなる気がする」

このような経験はありませんか?

いびきは、喉や顎の構造、鼻づまり、飲酒、加齢、肥満などによって起こりますが、実はその日の食事内容や食べる時間によっても悪化することがあります。

今回は、いびきを「大爆発」させやすい食べ物や飲み物と、その対策について解説します。

上野いびきクリニックでは、保険診療による睡眠検査・CPAP管理、自費診療によるいびきレーザー治療など、状態に応じた選択肢をご案内しています。ご自身に合う治療を確認したい方は、まずは初診でご相談ください。
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🩺上野いびきクリニックの包括的いびき治療

いびきの原因は喉の構造から肥満まで多岐にわたります。上野いびきクリニックでは、特定の治療法に偏ることなく、医学的根拠に基づいた幅広い選択肢から、患者様に最適なプランをご提案できる体制を整えています。

保険診療でしっかり検査・継続治療

  • 簡易検査・PSG検査:睡眠の状態を精密に分析
  • CPAP治療:中等症〜重症の無呼吸への標準治療

自由診療で根本改善・短期集中

  • 最新いびきレーザー治療:切らない根本治療
  • 医療ダイエット:減量による物理的な気道確保

※当院はいびき治療専門クリニックとして、保険・自由診療の両面から「止まらないいびき」の解決に全力を尽くします。

院長監修記事
院長監修記事

上野いびきクリニック院長菅谷和之

菅谷 和之

上野いびきクリニック 院長/麻酔科医

2万症例以上の全身麻酔経験を有する院長がいびき・睡眠時無呼吸の診療を中心に、患者様一人ひとりに合わせた治療を提供しています。【保険診療】上野いびきクリニック

本記事は院長 菅谷和之の監修のもと、いびき・睡眠時無呼吸症候群(SAS)などに関する検査・治療など正しい医療情報をわかりやすく解説しています。

食べ物によって、いびきが大爆発することはある?

結論からいうと、食事内容によって、その日のいびきが大きくなることはあります。

食事をしただけで喉の形が突然変わるわけではありませんが、次のような変化が重なることで、睡眠中の空気の通り道が狭くなりやすくなります。

  • 塩分の摂り過ぎによるむくみ
  • 飲酒による舌や喉の筋肉の緩み
  • 食べ過ぎによる横隔膜の圧迫
  • 脂っこい食事による胃酸逆流
  • 体重増加による首・舌・喉周囲への脂肪蓄積

とくに、もともといびきや睡眠時無呼吸がある方は、食事内容による影響を受けやすい傾向があります。

第1位 味付けの濃いラーメン

いびきを悪化させやすい代表的な食事が、味付けの濃いラーメンです。

ラーメンには、いびきを悪化させる条件が複数そろっています。

  • スープや具材に塩分が多い
  • 脂質が多い
  • 炭水化物の量が多い
  • 夜遅い時間に食べることが多い
  • 飲酒後の締めとして食べることがある

塩分を多く摂取すると、体は水分をため込みやすくなります。

日中、脚などにたまった水分は、横になることで上半身方向へ移動します。むくみやすい方では、首や喉周囲にも水分が集まり、気道が狭くなる可能性があります。

とくにラーメンのスープをすべて飲み干す習慣がある方は、塩分摂取量が多くなりやすいため注意が必要です。

飲酒後の締めラーメンは最悪の組み合わせ

酒を飲むといびきが悪化する 上野いびきクリニック

いびきの面で最も避けたいのが、飲酒後の締めラーメンです。

アルコールによって舌や喉の筋肉が緩んだところに、ラーメンの塩分、脂質、満腹感、就寝直前という条件が重なります。

飲酒+味の濃いラーメン+食後すぐ就寝
この組み合わせは、いびきや睡眠時無呼吸を悪化させる条件がそろった「いびき大爆発セット」といえます。

ラーメンを食べる場合は、次のような工夫をおすすめします。

  • スープを飲み干さない
  • 薄味のラーメンを選ぶ
  • 麺や具材を大盛りにしない
  • 寝る直前には食べない
  • 飲酒後の締めラーメンを控える

第2位 お酒

アルコールは、いびきを悪化させる代表的な原因です。

アルコールを飲むと、舌、軟口蓋、喉周囲の筋肉が緩みます。その結果、睡眠中に舌が喉の奥へ落ち込みやすくなり、気道が狭くなります。

また、お酒を飲むと眠気が強くなるため、「よく眠れた」と感じることがあります。

しかし実際には、睡眠が浅くなったり、無呼吸が増えたり、酸素濃度が低下したりすることがあります。

とくに、睡眠時無呼吸症候群がある方やCPAP治療中の方は、寝酒や大量飲酒を避けることが重要です。

第3位 揚げ物・背脂・脂っこい料理

唐揚げ、天ぷら、焼肉、背脂の多いラーメンなどは、消化に時間がかかります。

脂っこい料理を大量に食べてすぐ横になると、胃の内容物が逆流しやすくなります。

胃酸が喉まで逆流すると、次のような症状が起こることがあります。

  • 喉の違和感
  • 痰が絡む感じ
  • 声のかすれ
  • 胸やけ

喉の粘膜が刺激されると、気道周囲が腫れたり、いびきが悪化したりする可能性があります。

夕食は、できれば就寝の2~3時間前までに済ませることをおすすめします。

第4位 ホットミルクなどの乳製品

寝る前のホットミルクは、リラックスするための習慣として飲んでいる方も多いと思います。

ただし、牛乳や乳製品については、誤解しないよう注意が必要です。

牛乳を飲むと、すべての人で痰の分泌量が増えると証明されているわけではありません。

一方で、牛乳の口当たりや脂肪分によって、口や喉に膜が張ったように感じたり、唾液や痰が濃くなったように感じたりする方はいます。

また、次のような方では、寝る前の乳製品によって喉の違和感が出ることがあります。

  • アレルギー性鼻炎や鼻づまりがある
  • 後鼻漏がある
  • 胃食道逆流症がある
  • 乳製品を摂るとお腹が張る
  • 牛乳を飲んだ後に喉が絡む感じがする

ホットミルクを飲んだ日のいびきが明らかに大きい場合は、1~2週間ほど寝る前の乳製品を控え、変化を確認してみる方法があります。

ただし、乳製品を飲んでも症状が変わらない方が、医学的な理由なく全面的に避ける必要はありません。

第5位 大盛り料理と寝る直前の夜食

食べ物の種類だけでなく、食べる量と時間も重要です。

満腹の状態で横になると、胃や腹部から横隔膜が押し上げられ、肺が十分に広がりにくくなります。

また、胃酸逆流や睡眠中の中途覚醒も起こりやすくなります。

夜遅い時間に食事をする場合は、次のような工夫をしてください。

  • 食事量を少なめにする
  • 揚げ物を避ける
  • 塩分を控える
  • 消化しやすい料理を選ぶ
  • 食べてすぐ横にならない

第6位 甘いお菓子・ジュース・大量の炭水化物

甘いお菓子やジュースを1回摂取しただけで、その日のいびきが必ず大きくなるわけではありません。

しかし、糖質や高カロリー食品を習慣的に多く摂取すると、体重増加につながります。

体重が増えると、首周囲や舌、喉周囲に脂肪がつき、睡眠中の気道が狭くなります。

また、腹部の脂肪が増えると、横隔膜が押し上げられ、呼吸が浅くなりやすくなります。

いびきや睡眠時無呼吸がある方にとって、体重管理は非常に重要な対策の一つです。

食事を変えると、いびきは改善する?

食事内容がいびきの主な原因になっている場合は、次の対策によって改善する可能性があります。

  • 夕食の味付けを薄くする
  • ラーメンのスープを飲み干さない
  • 寝酒をやめる
  • 夕食は就寝の3時間前までに済ませる
  • 夜遅い時間の揚げ物を避ける
  • 食事量を腹八分目にする
  • 体重を定期的に記録する

また、「何を食べた日だったか」と「その日のいびき」を記録すると、自分のいびきを悪化させる条件が見つけやすくなります。

いびき録音アプリなどを利用し、食事内容、飲酒量、就寝時刻、体重と併せて記録するのも有効です。

食事改善だけでは体重が落ちない方へ

肥満はいびきや睡眠時無呼吸を悪化させる主要な原因の一つです。

しかし、単純に「食べる量を減らしてください」「運動してください」と言われても、減量を長期間続けることは簡単ではありません。

体重が増える背景には、次のような原因が重なっていることがあります。

  • 強い空腹感
  • ストレスによる過食
  • 睡眠不足
  • 夜勤や不規則な勤務
  • 夜間の食事
  • リバウンドの繰り返し

上野いびきクリニックでは、いびきや睡眠時無呼吸の検査・治療だけでなく、体重増加が原因となっている方への生活指導や医療ダイエットにも対応しています。

当院では生活指導・医療ダイエットを行っています

当院では、患者様の食事内容、生活時間、睡眠状態、体重変化などを確認したうえで、生活習慣の改善をご提案しています。

単に「痩せてください」とお伝えするのではなく、患者様の生活に合わせて、継続しやすい方法を一緒に考えます。

主な内容は次のとおりです。

  • 食事内容や食事時間の確認
  • 夜食や間食の見直し
  • 飲酒量の調整
  • 体重と腹囲の管理
  • 睡眠時間の改善
  • 無理のない運動習慣の提案

生活指導だけでは十分な減量が難しい方には、自由診療による医療ダイエットをご案内する場合があります。

GLP-1系治療薬・マンジャロ注射にも対応

上野いびきクリニックでは、医師の診察のもと、マンジャロ注射を用いた医療ダイエットも行っています。

マンジャロの一般名はチルゼパチドで、GIP受容体とGLP-1受容体に作用する注射薬です。

食欲を抑え、満腹感を持続させることで、食事量の減少や体重管理を支援します。

肥満を伴う閉塞性睡眠時無呼吸症候群では、減量によって首周囲、舌、喉周囲の脂肪が減少し、いびきや無呼吸が改善する可能性があります。

ただし、マンジャロは「直接いびきを止める注射」ではありません。

体重を減少させることによって、気道周囲への圧迫を減らし、結果としていびきや睡眠時無呼吸の改善を目指す治療です。

マンジャロでは、次のような副作用が起こることがあります。

  • 吐き気
  • 嘔吐
  • 下痢
  • 便秘
  • 腹部膨満感
  • 食欲低下

既往歴や治療中の病気、内服薬などによっては使用できない場合があります。

必ず医師の診察を受け、適応や副作用を確認したうえで治療を行うことが重要です。


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痩せれば、いびきは必ず治る?

体重が減ることで、いびきや睡眠時無呼吸が改善する方は少なくありません。

しかし、すべてのいびきが肥満だけで起きているわけではありません。

痩せている方でも、次のような原因でいびきが起こります。

  • 顎が小さい、または後退している
  • 舌が大きい
  • 軟口蓋や口蓋垂が長い
  • 鼻づまりがある
  • 扁桃が大きい
  • 加齢によって喉の筋力が低下している

そのため、食事改善や減量だけに頼るのではなく、睡眠検査によって無呼吸の有無と重症度を確認することが大切です。

上野いびきクリニックでは、自宅で行える簡易検査とPSG検査に対応しています。

検査結果に応じて、CPAP治療、生活習慣改善、医療ダイエット、いびきレーザー治療などをご提案します。

こんな方は、食事改善だけで様子を見ないでください

次の症状がある場合は、睡眠時無呼吸症候群が隠れている可能性があります。

  • 毎晩大きないびきをかく
  • 睡眠中に息が止まっていると言われる
  • 苦しそうに呼吸を再開する
  • 日中の眠気が強い
  • 朝起きたときに頭痛がある
  • 起床時に口や喉が乾いている
  • 高血圧や糖尿病がある
  • 最近急に体重が増えた

食事を変えてもいびきが続く場合や、家族から無呼吸を指摘されている場合は、一度検査を受けることをおすすめします。

まとめ

味付けの濃いラーメン、飲酒、脂っこい料理、大量の夜食などは、むくみ、筋肉の弛緩、胃酸逆流、体重増加を通じて、いびきを悪化させる可能性があります。

とくに、飲酒後の締めラーメンは、いびきが大きくなりやすい条件が複数重なります。

ホットミルクなどの乳製品については、すべての人で痰が増えるわけではありません。

ただし、乳製品を摂取した後に喉の絡み、鼻づまり、胸やけ、いびきの悪化を感じる方は、寝る前の摂取を控えて変化を確認してみてもよいでしょう。

食生活を改善しても体重が落ちない方や、肥満によるいびき・睡眠時無呼吸が疑われる方には、生活指導や医療ダイエット、マンジャロ注射も選択肢となります。

ただし、いびきの原因は一人ひとり異なります。

毎晩のいびきや無呼吸がある場合は、食べ物だけの問題と自己判断せず、睡眠検査で状態を確認することが重要です。

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記事監修者

上野いびきクリニック院長 菅谷和之

上野いびきクリニック院長 菅谷 和之

2004年に藤田医科大学医学部を卒業後、東邦大学医療センター大森病院で麻酔科医として勤務を開始。その後、全国の市民病院や自由診療クリニックで臨床経験を重ね、これまでに2万件以上の全身麻酔を担当。2020年には脊椎専門の「東京脊椎クリニック」を設立し、2025年からは上野いびきクリニックの院長として勤務

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