CPAPで肌荒れ・赤み・マスク跡ができる原因は?皮膚トラブルの対処法を医師が解説

CPAPを使い始めてから、「朝、鼻の頭や頬に赤みが残る」「マスクの跡がなかなか消えない」「肌が荒れた」「ニキビやかゆみが出てきた」と、気になっていませんか。

CPAPは、毎晩、顔にマスクを密着させて使う治療です。そのため、圧迫、ずれ、汚れ、乾燥などから、皮膚のトラブルが起こることがあります。特に人前に出る仕事の方や、見た目を気にされる方にとっては、続けにくくなる理由の一つになりがちです。

この記事では、2万症例以上の麻酔管理経験を持つ上野いびきクリニック院長 菅谷が、CPAPで肌荒れ・赤み・マスク跡ができる原因、研究でわかっていること、自分でできる対処と受診の目安を解説します。

結論:この記事の要点

CPAPの肌トラブルは、圧迫、マスクのずれ、サイズや形が顔に合っていないこと、締めすぎ、汚れ、乾燥、素材への反応などが重なって起こります。起床後の赤みやマスク跡が30分程度で引く場合は、様子をみることもありますが、これは目安です。長引く、ただれる、強いかゆみや痛みがある場合は、マスクやヘッドギアの見直しや皮膚の診察が必要です。マスク型の機器で皮膚障害が起こった割合を調べた研究では、鼻の付け根(鼻根部・鼻背)に多く、サイズが合っていないことが関連していました。リークを恐れて強く締めすぎると、かえって悪化することがあります。自己判断でCPAPをやめたり、圧を変えたりしないで、マスクの種類やサイズの調整を、処方した医療機関に相談してください。


上野いびきクリニックでは、いびきや睡眠時無呼吸症候群の検査(自宅で受けられる簡易検査、保険診療のPSG検査)と、保険診療でのCPAP治療・管理に対応しています。CPAPのマスクで肌のトラブルがある方も、ご相談ください。
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【ご注意】いびき・無呼吸の治療には、睡眠検査が必要です

一部の自由診療のみのクリニックや美容系クリニックでは検査を行っていない可能性があります。治療前に睡眠検査を実施するか、必要な検査を受けられる医療機関へ紹介する体制があるか、確認してください。

いびきの背景に睡眠時無呼吸症候群が隠れていると、検査をせずに治療を始めた場合、見逃されるおそれがあります。

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いびき・睡眠時無呼吸・睡眠障害について、受診や検査を考えるきっかけとしてご覧ください。

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院長監修記事

上野いびきクリニック院長菅谷和之

菅谷 和之

上野いびきクリニック 院長/麻酔科医

2万症例以上の全身麻酔経験を有する院長がいびき・睡眠時無呼吸の診療を中心に、患者様一人ひとりに合わせた治療を提供しています。【保険診療】上野いびきクリニック

本記事は院長 菅谷和之が、CPAPのマスクによる肌荒れ・赤み・マスク跡の原因と、対処・受診の目安について、研究報告にもとづいて解説しています。

🩺上野いびきクリニックの包括的いびき治療

上野いびきクリニックでは、CPAPの使用状況(リーク・圧・使用時間)を確認し、症状に応じてマスクや設定の見直しをご提案しています。

保険診療でしっかり検査・継続治療

  • 簡易検査:自宅でできる無呼吸のスクリーニング
  • PSG検査:脳波を含めて評価できる精密検査(自宅で実施)
  • CPAP治療:保険適応基準を満たす無呼吸への標準治療

自由診療でいびき・生活習慣へアプローチ

  • いびきレーザー治療:検査で単純性いびきと確認された方に
  • 医療ダイエット:体重増加が要因の場合の選択肢としても

※皮膚の症状が強い場合は、CPAPの見直しとあわせて、皮膚科での診察が必要になることがあります。

📋 この記事でわかること

  1. CPAPで肌荒れ・赤み・マスク跡が出るのは「よくあること」?
  2. なぜ起こる?|マスクによる皮膚トラブルの原因
  3. 研究でわかっていること
  4. 症状の見分け方|様子をみてよいサインと、注意したいサイン
  5. 自分でできる対処と、やってはいけないこと
  6. 受診の目安と、医療機関でできること
  7. 見た目・美容の心配と、睡眠時無呼吸の治療
  8. CPAPをやめる前に考えたいこと

CPAPで肌荒れ・赤み・マスク跡が出るのは「よくあること」?

アマラ フルフェイスマスク

CPAPのマスクによる皮膚のトラブルは、珍しいものではありません。マスク型の機器(鼻マスクなど)を使う患者さん66人への質問票調査(Jonesら, Thorax)では、11人(17%)で皮膚が破れる、またはただれる症状がありました。ただし、この研究は自宅での人工呼吸と鼻CPAPを合わせた調査で、現在の機器や使い方とは異なる可能性があります。CPAPに限った、一般的な発生率を示す信頼できる数字は、確認できた範囲では見つかりませんでした。

症状 よくある訴え 主な背景(一例)
赤み 朝、鼻の根元・頬・あごに赤みが残る マスクの圧迫、ずれ、皮膚への摩擦
マスク跡 マスクの形の跡が、なかなか消えない 締めすぎ、サイズが合っていない、皮膚の弾力の低下
かゆみ・湿疹 マスクが当たる場所がかゆい、赤いブツブツ 汚れ・皮脂の蓄積、素材への反応、乾燥
ニキビ・吹き出物 マスクの当たる部分にできる 皮脂や汗、マスクの汚れ、湿った環境
乾燥・皮むけ 頬や鼻の周りが粉をふく、つっぱる 空気もれ、乾燥した空気、洗いすぎ
ただれ・傷 皮膚が破れる、ジュクジュクする、痛む 強い圧迫やずれの継続

ここに挙げた原因は一例で、複数が重なることも多くあります。

なぜ起こる?|マスクによる皮膚トラブルの原因

原因 なぜ皮膚トラブルになるのか 見直しのポイント
圧迫・ずれ(摩擦) 骨の浮き出た部分(鼻の根元など)には圧が集中しやすく、圧迫が長時間続くと皮膚が傷む。マスクが動くと摩擦(ずれ)も加わる マスクの当たり方、寝返りでのずれ
締めすぎ 空気のもれ(リーク)を防ごうとしてヘッドギアを締めすぎると、圧迫が強まる もれない程度の強さにとどめる。もれが続く場合はマスクの見直し
サイズや形が合っていない マスクが顔に合わないと、もれや圧迫が起こりやすい。体重や顔つきの変化で、合わなくなることもある 再フィッティング(サイズ・種類の見直し)
汚れ・皮脂の蓄積 マスクのクッション部分に皮脂や汚れがたまると、赤みやニキビの原因になることがある 毎日のお手入れ
乾燥・空気もれ もれた空気が肌に当たって乾燥する。加湿が合わない場合も 加湿の設定、リークの確認
素材への反応 マスクの素材や、洗浄剤の残りに反応して、赤みやかゆみが出ることがある 洗浄剤の見直し、別の素材のマスク
ひげ・顔の状態 ひげがあると密着しにくく、もれやすい ひげの手入れ

皮膚の圧迫による障害は、一般に皮膚への圧が毛細血管の圧(約32mmHg)を超えて血流が悪くなる状態が続くと起こりやすいとされています。マスク型の機器では、ヘッドギアは「もれない程度」の強さにとどめることが大切だと説明されています。

研究でわかっていること

研究 対象・内容 わかったこと 読むときの注意
Jonesら(Thorax, 1994) 自宅で鼻マスクを使う66人への質問票調査 53%(35人)が、マスクの不快感で治療に支障。17%(11人)に皮膚の破れ・ただれ。鼻の根元の潰瘍への対処法も報告 NIPPV(非侵襲的陽圧換気)と鼻CPAPを合わせた調査。年代が古く、現在の機器とは異なる可能性がある
藤本ら(鶴間保健学会誌, 2015) 全顔マスクでNPPVを受けた51人(平均76歳)の前向き観察 累積の皮膚障害の発生率は60.8%。部位は鼻背(鼻の付け根)が最も多く、持続する赤みが多かった。マスクのサイズが合っていない人に多かった(大きすぎる例が多い)。ヘッドギアの締め付けの強さとは、有意な関連がみられなかった 急性期を含む入院患者などが中心で、自宅でCPAPを使う人とは条件が異なる。サイズ不適合と圧迫・ずれの関係の調査

これらの研究から言えるのは、鼻の付け根は皮膚トラブルが起こりやすい部位であり、サイズや形が顔に合っていないことが、皮膚障害のリスクと関連するということです。一方で、締める強さだけが原因とは限らないため、「ゆるめれば解決する」とも言えません。自宅でCPAPを使う人に絞った発生率や、予防法の効果については、確認できた範囲では十分なデータが見つかりませんでした。

症状の見分け方|様子をみてよいサインと、注意したいサイン

状態 様子をみる目安 注意したいサイン
朝のマスク跡・赤み マスクを外して30分程度で薄くなる場合は、様子をみることが多い(あくまで目安) 数時間たっても消えない、日ごとに濃くなる、同じ場所に毎日残る
かゆみ・軽い湿疹 マスクのお手入れの見直しで軽くなる 広がる、ジュクジュクする、強いかゆみが続く
乾燥・皮むけ 保湿、加湿の設定の見直しで軽くなる ひび割れ、出血、強い痛み
ニキビ マスクと顔の洗浄・保湿の見直しで様子をみる 化膿して痛む、数が増える、治りにくい
鼻の付け根の赤み —(鼻の付け根は圧がかかりやすいため、注意して観察) 色が濃い、皮膚が破れた、痛みがある → 早めに相談

次のような症状があるときは、早めに相談を

・皮膚が破れた、ただれた、ジュクジュクしている
・強い痛みがある、触ると熱をもっている
・赤みが日ごとに広がる、水ぶくれがある
・目の周りの強い充血やかゆみ(マスクからの空気がもれて目に当たっている可能性があります)
・発熱や、膿(うみ)が出ている

自分でできる対処と、やってはいけないこと

対処 内容 注意点
マスクとクッションを毎日洗う ぬるま湯と、刺激の少ない中性の石けんなどでやさしく洗い、よくすすいで、完全に乾かす 香料・着色料・保湿成分の入った洗剤は避ける。製品の取扱説明書に従う
装着前に顔を洗い、皮脂を落とす 就寝前に洗顔し、皮脂や整髪料、化粧品を落とす 保湿剤は、マスクが滑る原因にもなるため、つけすぎない
ヘッドギアの調整 もれない程度の強さにする。位置を少しずらして、同じ場所への圧を避ける 強く締めても、もれが止まらないときは、マスク自体の見直しが必要
サイズ・種類の見直し 顔に合うサイズ、形(鼻マスク、ピローマスク、フルフェイスなど)に変える 体重や顔の変化があったら見直す(ピローマスクとAirFit N30、CPAPの使い方)
マスクライナー(薄いカバー) 皮膚との間に薄い布を入れて、跡や摩擦を和らげる製品がある 対応できるマスクかどうか、事前に確認する。保険の対象外のことがある
リークの確認 CPAPの使用データでリーク(空気もれ)を確認する リークが多いと、乾燥や目の充血の原因になる(CPAPデータの見方)
保湿 マスクを外した後の朝や、洗顔後に保湿する 皮膚の状態に合わない場合は、皮膚科で相談する

やってはいけないこと

・リークを止めようと、ヘッドギアを強く締める:圧迫が強まり、悪化することがあります。
・肌荒れを理由に、自己判断でCPAPをやめる:睡眠時無呼吸の影響が再び出てくるおそれがあります。
・自己判断で圧の設定を変える:必要な圧が足りなくなるおそれがあります。
・傷やただれがあるのに、そのまま使い続ける:悪化することがあります。早めに相談してください。
・市販の塗り薬を、長く自己判断で使い続ける:原因が違うと悪化することがあります。

受診の目安と、医療機関でできること

cpap治療が保険適応でないと言われた方

皮膚の症状が続く場合は、CPAPを処方した医療機関と、皮膚の診察ができる医療機関の両方への相談が役に立つことがあります。

相談先 相談できること
CPAPを処方した医療機関 使用データ(リーク・圧・使用時間)の確認、マスクの種類・サイズ・締め具合の見直し、加湿の設定の見直し
皮膚の診察ができる医療機関(皮膚科) 赤み・湿疹・ただれ・ニキビなどの診察と、塗り薬などの治療。接触皮膚炎かどうかの確認

上野いびきクリニックでは、CPAPの使用状況を確認しながら、マスクや設定の見直しなど、使い続けやすくするためのご相談をお受けしています。皮膚の症状が強い場合は、皮膚の診察ができる医療機関の受診をおすすめすることがあります。

見た目・美容の心配と、睡眠時無呼吸の治療

いびきとフェイスラインの関係

「CPAPで肌が荒れるくらいなら、使いたくない」と感じる方もいるかもしれません。しかし、睡眠時無呼吸では、睡眠の質の低下そのものが、顔の印象や肌の状態に影響する可能性があります。睡眠不足の顔は、健康そうに見えにくく、魅力的に見えにくいと評価された実験もあります(Axelssonら, BMJ 2010。睡眠時無呼吸の方を調べたものではありません)。

また、口呼吸やいびきと、フェイスラインや口まわりの見た目との関係については、院内の別の記事で解説しています。CPAPの肌トラブルを減らしながら、睡眠時無呼吸の治療を続けることが、見た目にも健康にもつながると考えられます。ただし、見た目や肌の変化には個人差があり、治療の効果として保証できるものではありません。

あわせて読みたい

CPAPをやめる前に考えたいこと

肌のトラブルがつらいと、「CPAPをやめたい」と思うのは自然なことです。しかし、睡眠時無呼吸が治療を要する状態であれば、CPAPをやめると、睡眠中の無呼吸が再び起こります。やめる前に、次のことを検討してください。

  • マスクの種類・サイズの見直し(鼻の付け根に当たらないタイプなど)
  • ヘッドギアの締め具合と、位置の見直し
  • マスクとクッションのお手入れ、洗浄剤の見直し
  • リークや加湿など、設定の見直し
  • 皮膚科での皮膚の診察

保険診療でのCPAPは、使用状況も管理の対象になります。使える日が少ない状態が続くときは、自己判断で止めずに、早めに相談してください(CPAPの使用時間は何時間必要?、CPAPをやめることについて)。

いびき・無呼吸の治療前に、睡眠検査の確認を

一部の自由診療のみのクリニックや美容系クリニックでは、検査を行っていない可能性があります。治療前に睡眠検査を実施するか、必要な検査を受けられる医療機関へ紹介する体制があるか、確認してください。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

上野いびきクリニックでできること

上野いびきクリニックは、いびき・睡眠時無呼吸症候群を専門とする「睡眠障害内科」です。簡易検査・PSG検査(どちらも自宅で実施可能)で睡眠時無呼吸を確認し、必要な方には保険診療のCPAP治療を行っています。CPAPの使用データを確認しながら、マスクや設定の見直しなど、使い続けやすくするためのご相談をお受けしています。

「CPAPを始めてから肌が荒れた」「他院で処方されたが、マスクが合わず使えていない」という方も、お気軽にご相談ください。

まとめ|肌のトラブルは、我慢せずにマスクの見直しを

CPAPによる肌荒れ、赤み、マスク跡は、圧迫、ずれ、サイズや形が合っていないこと、汚れ、乾燥、素材への反応などが重なって起こります。マスク型の機器の研究では、鼻の付け根に皮膚障害が多く、マスクのサイズが合っていないことが関連していました。リークを恐れて強く締めすぎると、かえって悪化することがあります。

朝のマスク跡が30分程度で引く場合は様子をみることもありますが、長引く、ただれる、強いかゆみや痛みがあるときは、早めに相談してください。そして、自己判断でCPAPをやめたり、圧を変えたりしないことが大切です。つらいときは、一人で我慢せず、処方した医療機関にご相談ください。

参考情報

  • Jones DJ, Braid GM, Wedzicha JA. Nasal masks for domiciliary positive pressure ventilation: patient usage and complications. Thorax. 1994;49(8):811-.
  • 藤本由美子, 大桑麻由美, 中谷壽男, 真田弘美, 佐藤文. 非侵襲的陽圧換気療法のマスクによる圧迫創傷の発生要因の抽出. 金沢大学つるま保健学会誌. 2015;39(2):37-50.
  • 横浜市立病院 臨床工学室. 褥瘡(マスク型機器による皮膚障害)に関するコラム.
  • Axelsson J, Sundelin T, Ingre M, et al. Beauty sleep: experimental study on the perceived health and attractiveness of sleep deprived people. BMJ. 2010;341:c6614.
  • University of Michigan MedEquip. PAP mask discomforts(マスクの不快感への対処).


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よくある質問

Q.自由診療のみのクリニックや美容系クリニックで、いびきの治療を受けても大丈夫ですか?

一部の自由診療のみのクリニックや美容系クリニックでは検査を行っていない可能性があります。治療前に睡眠検査を実施するか、必要な検査を受けられる医療機関へ紹介する体制があるか、確認してください。いびきの背景に睡眠時無呼吸症候群が隠れていると、検査をせずに治療を始めた場合、見逃されるおそれがあります。まず、睡眠検査(簡易検査やPSG検査)を受けられる医療機関で、状態を確認することをおすすめします。検査の詳しい内容は、いびき・無呼吸の検査の記事をご覧ください。

Q.CPAPのマスクで肌荒れや赤みが出るのはなぜですか?

マスクの圧迫、ずれ(摩擦)、サイズや形が顔に合っていないこと、ヘッドギアの締めすぎ、汚れや皮脂の蓄積、空気もれによる乾燥、素材への反応などが重なって起こります。鼻の付け根は、特に圧がかかりやすい部位です。

Q.朝のマスク跡は、どのくらいで消えれば問題ありませんか?

マスクを外して30分程度で薄くなる場合は、様子をみることが多いとされます(目安です)。数時間たっても消えない、日ごとに濃くなる、皮膚が破れる、痛みがあるといった場合は、マスクの見直しや診察が必要です。

Q.空気がもれるので、ヘッドギアを強く締めてもいいですか?

お勧めしません。強く締めると圧迫が強まり、皮膚トラブルが悪化することがあります。もれが続く場合は、マスクのサイズや種類が顔に合っていない可能性があるため、処方した医療機関に相談してください。

Q.マスクはどのくらいの頻度で洗えばいいですか?

製品の取扱説明書に従い、一般には、顔に当たるクッション部分は毎日、やさしく洗うことがすすめられます。ぬるま湯と刺激の少ない石けんで洗い、よくすすいで、完全に乾かしてください。香料などの入った洗剤は避けましょう。

Q.ニキビができやすくなりました。CPAPが原因ですか?

マスクの汚れ、皮脂、汗、湿った環境が関係することがあります。マスクと顔の洗浄、保湿の見直しで様子をみますが、化膿して痛む、数が増える場合は、皮膚科での診察をお勧めします。

Q.肌荒れがつらいので、CPAPをやめてもいいですか?

自己判断でのCPAPの中止はお勧めしません。睡眠時無呼吸の影響が再び出てくるおそれがあるためです。マスクの種類やサイズ、締め具合の見直しなど、使い続けやすくする方法を、処方した医療機関に相談してください。

Q.CPAPを使うと老け顔になりますか?

CPAPの使用が老け顔の原因になるという根拠は、確認できた範囲では見つかりませんでした。睡眠の質の低下そのものが、顔の印象に影響する可能性は報告されています。口呼吸やいびきと見た目の関係は、別の記事で解説しています。

Q.皮膚科とCPAPを処方した医療機関のどちらに相談すべきですか?

マスクの当たり方、サイズ、リークなどの見直しは、CPAPを処方した医療機関に、赤み・湿疹・ただれなどの皮膚の診察や治療は、皮膚科に相談するとよいでしょう。症状が強い場合は、両方に相談してください。

Q.CPAPのマスクの相談は、上野いびきクリニックでできますか?

CPAPの使用データを確認しながら、マスクや設定の見直しなどのご相談をお受けしています。皮膚の症状が強い場合は、皮膚の診察ができる医療機関の受診をおすすめすることがあります。

まずは初診でご相談ください

検査からCPAP治療の調整まで幅広くお受けしています。完全予約制・当日予約可。

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記事監修者

上野いびきクリニック院長 菅谷 和之

上野いびきクリニック院長 菅谷 和之

2004年に藤田医科大学医学部を卒業後、東邦大学医療センター大森病院で麻酔科医として勤務を開始。その後、全国の市民病院や自由診療クリニックで臨床経験を重ね、これまでに2万件以上の全身麻酔を担当。2020年には脊椎専門の「東京脊椎クリニック」を設立し、2025年からは上野いびきクリニックの院長として勤務

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